パチスロ「店内10%が高設定」でも〝黒字“にできる!?「現役店長」が仕組みを解説!!
過去には「派手なイベント」が存在
パチンコ業界には様々な制約が存在しているが、その中でも「広告規制」はユーザーにも大きく関係するだろう。
過去、パチンコホールでは「イベント」に制限がなく派手なものも多かった。設定をその場で公開したり、来店ポイントやクジ引きなどで希望した台を設定6に打ち替えるといったものも有名である。
現在このようなイベントは不可能になったが、近年では公約系の取材が流行。特定の取材が入ることで「全台系が複数」や「店内10%が設定5、6」といったものを想起させる媒体も存在していた。
しかし、先日からこの「公約」を謳うことが実質的に不可能となったことはご存知の通り。SNSで活動している「晒し屋」を見ると「公約なし」を強調している投稿が目立つ。
先日、筆者は過去に公約を掲げていた取材日に実戦を行ったが、確かに過去のソレとはかけ離れた内容となっていた。いわゆる「ガセ」であったのか、意図的に過去の公約とは違う設定投入の仕方をしたのかは不明だが、ユーザーは注意が必要だろう。
公約といえば過去に流行した「店内10 %が設定5、6」は不思議に感じることが多かったことを思い出す。10%も高設定にして赤字にならないのだろうか。
もちろん赤字覚悟での営業というのは珍しい話ではない。ホールも先行投資として店内をお祭り状態にしてアピールすることは経営としても利はあるだろう。
しかし、そういった強い取材を頻繁に入れているホールも存在した。多ければ週に1回ペースというのも見たことがある。「頻繁に赤字営業を行っていた」ということなのだろうか。
「店内10%が高設定」でも黒字にできる!?
その疑問はYouTubeチャンネル「パチ屋と無職のすろよいトーク」が解消してくれた。3月12日に配信した動画では視聴者から寄せられた質問に回答しており、その中で「店内10%設定5、6」に関する質問も存在。山田店長の見解によれば赤字ではなく黒字も可能だという。
もちろん条件に依るが、「高稼働で1000人並ぶようなホールでは平日よりも増益が見込めるのではないか」とまで予想していた。逆に稼働の少ないホールで行えば、低設定が回らないため赤字は避けられないという。
確かに高頻度で取材を入れていたホールは大規模の人気店。朝の並びも取材日は500人近くいたという記憶がある。このホールも赤字ではなかったのかもしれない。
動画ではその他も有用な質問と回答が展開されている。気になる方は是非チェックしてみてはいかがだろうか。