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サミー人気の復刻パチスロは「〇〇が悲しい」…【濱マモルののほほんコラムVol.243 ~変則押し~】

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マモルののほほんコラムVol.243 ~変則押し~

 こう見えて…って、周囲からどう思われているか知らないが、かつてはサラリーマンだった。

 勤めたのは4年ちょいだ。基本的にはフレックス制であり、お局様に「遅くても10時半頃には来てね」と言われるも、「でもアタシ、〇〇さんたちみたいに、出社後にデスクで朝ご飯は食べねーし」と、11時頃に出社していたのだが、月曜日だけは週一の会議があり、日曜日にどんな業務があろうと、9時半出社が義務。

 となると、その時間の東海道線、今でいう上野東京ラインの車内は激混みであり、「これは無理!」と横浜駅で何本か乗り過ごすうち、なにを思ったのか、「あ!あっちの方が空いてるじゃん」とホームを変えて逆方向の東海道線に乗ってしまい、熱海の海を眺めながら「今日は休みます」と会社に連絡を入れたことで、勤め人は向いていないと悟った。

 そのうちヤメよう。そんな思考に切り替わると、もはや怖い者なしであり、とある日、なにかをきっかけに上司と大喧嘩。屋上で紫煙をくゆらせて一旦は落ち着いたものの、その数日後に辞表を提出した。

 当時は若かった。まぁ遅かれ早かれヤメていたであろうとはいえ、会社としては突然のタイミング。とても迷惑をかけたと思うが、実のところ、いまだにその会社とは良好な関係にある。

 数年前は、いきなり着信があった。「橋本(本名)くん、暇でしょ?」。久しぶりにしては随分と失礼なイントロだが、恥ずかしながら、こちらは常に開店休業状態だし、とりあえず用件を聞いたところ、「会社が移転するので、引っ越しを手伝ってほしい」とのことだった。

 虎ノ門から青山へ。引っ越しを手伝っただけに、今度はどんなオフィスなんだろうかと気になるのは必然なわけで、先日、たまたま渋谷での用事前に時間が空いたので、そのオフィスへ遊びに行った。

パチスロでも同じことがある。自分の不注意なのだが…

 行きはタクシーで向かった。「今のオフィスは、個人のデスクがないのよ」「橋本くん、仙人みたいだね」などとあれこれ話す中で、会社の近くにバス停があり、頻繁に渋谷行きが走っていることを知った。

 都バスに乗るのは、人生初である。何事も初体験はワクワクするもの。いざ乗って発車を待つと、その発車の瞬間、アタシは思わず背筋が伸びてしまった。
 
「発車します。手すりにおつかまりください」。乗り慣れている人はなんの違和感もないだろうが、この口調には若干の冷たさと厳しさを感じる。まぁ勝手に京本政樹と柳沢慎吾の「都バスで飛ばすぜぃ」から緩いイメージを抱いたのが悪いものの、少々、クールすぎやしないかと心配してしまった次第だ。

 パチスロでも同じことがある。AT機や疑似ボーナス機でチャンス役を引いた、或いは規定ゲーム数消化などで連続演出へ発展し、当たるか否かにドキドキしながらの消化中、稀にウエイト解除前に左ボタンを押してしまい、中ボタンを停めた時に、音楽の停止と共に表示される「左打ち推奨」。

 まぁビビるようなデカい警告音が鳴るよりかはマシではあるし、完全に自分の不注意ではあるのだが、もう少し、ポップなアナウンスはできないものか。4号機『ファイヤードリフト』での「プププ」音発生時、中押しで一喜一憂したアタシは思うのです。

 復刻版の『パチスロ ファイヤードリフト』(サミー)は通常時、変則押しができないから悲しい。

濱マモル

濱マモル

神奈川県横浜市出身。レコード会社勤務の後、フリーライターへ転身。パチンコ・パチスロやギャンブル系を中心に、野球、音楽、街情報など幅広い分野で執筆する。特技は料理と飲酒で、超常現象好き。ドラマーとしての顔も持つ。

Twitter:@hamamamoru777

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