パチスロ4号機で「REGは21発」も放出され「約5,000枚」が…【濱マモルののほほんコラムVol.258～怒濤のREG連～】
- ＜濱マモルコラム目次＞
- 新台のデータ採りの思い出
- 松本くんがやらかしたのである…
- 結局、REGは21発も放出され…
■新台のデータ採りの思い出
メーカーショールームでの取材後は、気心知れた同僚たちと軽く飲むことがある。先日は、京楽産業.で取材をさせていただいた後に、バイソン松本くんと一杯。同社の東京支店は外国人観光客でにぎわう秋葉原にあることから、缶チューハイを片手に(アタシだけ)ほてほてと歩き、神田の居酒屋に入った。
かつて、神田にはたくさんのパチンコ屋さんがあった。アタシや松本くんが新人の頃は、新台のデータ採りといえば神田。人気機種の導入初日は、朝早くから並んだものだった。
とある日は、アニマルかつみ兄さん、松本くん、アタシといったメンツでデータ採りに出向いたことがあった。今は無き神田の某店。その日は、導入初日ではなかったものの、開店30分以上前に神田駅に着くと、既にアニマルかつみ兄さんは並んでいた。
我々はペーペーだ。大先輩を待たせるだなんて、考えられない行為。ホールまで全力で走り、担当ライターのアニマルかつみ兄さんに機種仕様をレクチャーしていただきながら開店を待った。
■松本くんがやらかしたのである…
実戦機種は山佐の4号機『天下布武』。織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三武将を主役に据えたコミカルな演出とほどよい破壊力が魅力の、現在も定期的にリリースされる人気タイトルの初代だ。
ざっくりゲーム性を説明すると、本機は内部的「7ライン」のストック機で、ボーナス放出契機のメインはST解除と小役解除の2種類。ST解除確率は滞在モードに応じて変化し、小役解除は信長ステージ→チェリー、秀吉ステージ→カブト、家康ステージ→巻物と、滞在ステージによってアツい小役が異なる。
また、通常時のリプレイ成立時にチャンス目制御が選択された場合、即ちチャンス目停止時は「覚醒モード」の突入抽選が行われ、見事に突入すれば20Gor100G間、約16分の1という高確率でボーナスに当選。ビッグ終了後80Gはチャンス目出現率が大幅アップするので、覚醒モード突入の大チャンスとなるわけだ。
加えて、本機は通常BモードでREGが放出されると「決戦REG」がスタートし、JACゲームの2択1回～5回正解時は「ビッグバンモード」、0回or6回以上正解時は超「ビッグバンモード」へ移行。
どちらも移行後はボーナスがほぼ1G連し、前者はビッグ放出で通常モードへ、後者はビッグ放出の約3分の1でビッグバンモードへ移行する仕組みなのだが、件の実戦時、この決戦REG後に松本くんがやらかしたのである。
■結局、REGは21発も放出され…
JAC4回成功ということは、ビッグバンモードへ移行したハズだ。通常モードへの転落契機はビッグであるから、REGの連打はありがたいことではあるのだが、放出されるボーナスはことごとくREG。
一同が首を傾げる中、結局、REGは21発も放出され、ようやく引いたビッグで連チャンは終了したものの、直前に覚醒モードでビッグを連チャンさせていたこともあり、なんだかんだで5,000枚近いコインを吐き出させたのである。
後日、これはビッグのストック切れによるREG連であることが発覚した。
内部的なボーナス確率は、ビッグが全設定共通170.666分の1で、REGは65.799分の1～64.503分の1。導入3日目だっただけに、ビッグのストック切れはあり得るわけで、そんなことを松本くんと思い出した神田での飲みは、メガジョッキのお茶割りを飲み過ぎたおかげで、東京～横浜の上野東京ライン内でトイレに2回も行きました。