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パチスロ2024年上半期を振り返り!「初ATまで7万円以上使って駆け抜け」「〇〇のマシンには波があるからね」話題になった機種とは!?【アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝Vol.039】

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アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝Vol.039

<目次>

 2024年前半も、様々な注目タイトルが登場。年始以来、久しぶりの開催となった今回の回胴酔虎伝では、アニマルかつみ氏と濱マモル氏に上半期を振り返っていただいた。

〇〇〇

アニ「ちょうど半年ぶりくらいですか。それにしても阪神は弱いね」

濱「でも、昨日(6月16日)はソフトバンクに勝ったじゃないですか。前川くんが満塁ホームランを打って」

-それで勝率5割でしたっけ?

濱「貯金1ですね」

アニ「9連敗だっけ? オープン戦も酷かったよね。でも、シーズンが始まると頑張ってくれて首位まで行ったんだけど、例によって交流戦でぐちゃぐちゃにされましたね。負けすぎでしょう」

-ですね。つか、広島は去年の強さが本物なのかっていうのもありますけど、筒香選手が戻ってきたDeNAはヤバいですよね。

アニ「横浜は油断できない。去年も難敵だったし」

濱「筒香選手が復帰してから何回か横浜スタジアムで試合を見てますけど、やっぱり声援がすごいですよ。人気があるんだなって思いました…って、初っ端から阪神トークでいいんですか?」

アニ「だね。まずは2024年の前半を振り返りましょうか。でもね、今年なにがあったかって思い出せないお年頃になってきた…。2024年1発目ってなんだっけ?」

濱「ちょっと待ってくださいね。えっと、パチmax!の新台リスト記事によりますと、2024年最初の導入はアデリオンの『スマスロ バイオハザードヴィレッジ』、サボハニの『吉宗RISING』、京楽産業.の『L仮面ライダー 7RIDERS』などがあります」

■打つ時、15万円は持っていった方が…

アニ「エウレカ(『パチスロ交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION ZERO TYPE-ART』) は?」

濱「あれは去年の11月とかじゃないですか?」

アニ「そうか。実は今、マイブームなんだよ」

濱「あ、そうなんですね」

アニ「バラエティ1台とかだと、さすがに手は出しづらいけど、3台・4台とか、それ以上ある場合は触ってみようかなって」

-来店実戦の時ですね。

アニ「5号機の初代に近しい感じだし、なんの予習もなく打てるよね。リアルボーナスだから出目も面白いし、狙っていく楽しみもある」

濱「たしかに、パチスロを打ってるって感じがします」

アニ「出玉感もちょうどいいよね。ほどほどに遊べて、勝ったり負けたりでいいんじゃないかなって」

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-それくらいでいいと思います。この間なんて、濱さんが実戦記で書かれてましたけど…。

濱「あー、聖闘士星矢(『L聖闘士星矢海皇覚醒 CUSTOM EDITION』ですね。初ATまで7万円以上使って駆け抜けですからね。そりゃ昼すぎからやけ酒もしますよ」

アニ「きっつ」

-「打つ時、15万円は持っていった方がいいですよ」ってLINEをいただきました。

アニ「それ、プライベート?」

濱「もちろん。以前、ガイドの91時間バトルで、スマスロのまどマギ(『スマスロ劇場版魔法少女まどか☆マギカ【前編】始まりの物語/【後編】永遠の物語f-フォルテ-』)で初当りATまで8万8千円を使ったことがありましたけど、それ以来の衝撃でした。もうね、とにかく聖闘士星矢はヒキです。設定よりもヒキ」

アニ「まぁ聖闘士星矢に限らず、最近の台はそうだよね」

-ホント、そう思います。

濱「聖闘士星矢っていい意味で上乗せが雑なんですよね。チャンス目か強チェを引ければ上乗せ確定で、スイカで上乗せに当選すればガツンと乗る可能性がある」

-なるほど。

濱「で、ゲーム数での特化ゾーン突入抽選とか、アテナ絵柄揃い高確移行抽選とかもあるんですよ。だから、上乗せさせればさせるほどゲーム数でのチャンスも増えるんで、極端な話、駆け抜けるかすごい出るかのどっちかなんですよね」

-わはははは。メリハリありすぎですね。

濱「こういう台が好きな人は好きでしょうね。上位AT昇格後のイケイケ感もハンパないですし。だって、また完走してもビッグバンチャレンジ成功で、もう1回上位ATに入るんですから。番長4(『押忍!番長4』)はエンブレムモードに昇格しても、完走から再度ぶち込むには、かなりのハードルがあるのに」

アニ「上半期のビッグタイトルといったら番長4だけど、あまり芳しい噂は聞かないね」

-番長4は賛否ありますよね。

アニ「でも、それって設定が入ってないだけなんじゃないのって思うけどね」

濱「それはあると思います。設定が入ってたのか、導入当初は結構出てて、その時は客付きもよかったですし」

-そうですね。

濱「まぁでも、この台も結局は展開次第なんですよね。頂RISEUPの前半5Gでチャンス役を引ければ………あの、アレ、アレですよ。じいさんのやつ」

-愛の教育的指導ですね。

濱「そう、それ! で、後半の27Gは一撃ジャッジメント昇格で豪……頂閣…でしたっけ?」

-合ってます。

アニ「わはははは。覚えられないよね。わかる、わかる」

濱「で…なんの話でしたっけ? まぁともかく、番長4は、プライベートでは勝ててないですけど、91時間バトルでは頂RISEUPを活かしまくって9,800枚出しました」

アニ「惜しい!」

濱「万枚には届きませんでしたけど、マイナス87,000円で迎えた最終日での大逆転だったので、大満足です。朝イチ2,000円で引いた強チェでのボーナスからATに突入して、夕方までの大半がAT中でした」

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アニ「それは楽しそうだなぁ。まぁかくいうワタクシは、いまだにエリートサラリーマン鏡(『HEY!エリートサラリーマン鏡』)で止まってるんだけど」

-わはははは。そうなんですか。

アニ「あれはいつだったかな。東北のお店にご招待された時、バラエティーコーナーに2台あったの」

濱「ほほぅ」

アニ「そしたら、導入から2年くらい経つけど、今までにないめくるめく展開で。『あー、こうなると出るんだ』って」

-ヒキが絡み合ったわけですね。

アニ「そう。で、そういう状態が2ヤマあって、最終的に5,000枚くらい出たんだけど、終了画面では高設定示唆も出て」

濱「高設定だったんですかね」

アニ「鏡に設定を入れるかね。謎だらけだったよ。お店の人は『いやー、出しましたねぇ』って言ってたけど」

濱「意味深なセリフですね。そういえば最近、疑似ボーナスでビッグ400枚くらい取れる台があるじゃないですか、操(『アオハル操♪A-LIVE』)とか。その辺はどうですか?」

アニ「自分、操が出たって知らなかったんだよね、番長4のパネル違いかと思った」

-番長4の操パネルも、まさに今日から導入開始です。

濱「そもそも筐体の色が違いますけど、ちょっと紛らわしいですよね」

アニ「実際、操はどうなの?」

濱「アタシは結構、好きですよ。基本的にはAタイプっぽく遊べる疑似ボ―ナスで、ビッグは前後半の2部構成。で、前半はピンクベル…じゃなくてピンク7頭のベル」

アニ「ん!? ピンクベル?」

濱「あ、4号機時代にありましたね。マツヤ商会でしたっけ?」

アニ「わはははは。それは『ピンクブー』。『ピンクベルR』はベルコだよ」

濱「そうだ、そうだ。懐かしいですね。で、ピンク7頭のベルかチャンス役か、技術介入成功でポイントが貯まって、ポイントMAXでベルナビが1つ以上獲得できて、後半では、そのベルナビの分だけベルを揃えられるんですよ」

アニ「なるほど」

濱「で、それを合わせた平均が400枚なんですけど、500枚以上取れる時もあるんですよ」

アニ「へー、面白そうだな。そういうのはいいね、やりがいがある」

濱「ただ、通常時はリーチ目役もあるんですけど、基本的にはCZ経由でのボーナスなので、ボーナスタイプを打ってるって感じではないんですよね。でも、面白いですよ」

アニ「今度、打ってみよう。台数は入ってるの?」

濱「どうなんでしょう。あって1店舗に3台~4台ですかね。そこまで導入はされていないと思います」

アニ「まぁ3台~4台あれば十分でしょ」

■ユニバ系のマシンには波があるからね

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-ほかに、なにか印象に残っている機種はありますか?

アニ「ショールームではあれを打たせてもらいましたよ。ファミスタ…じゃなくて、忍者のやつ」

濱「『SLOT忍者じゃじゃ丸くん』ですね。『沖ドキ!』みたいなゲーム性の」

アニ「まぁ基本的なゲームフローは沖ドキだよね」

濱「悪くはないと思うんでけど、じゃじゃ丸くんである必要はなかったかな…と思います」

アニ「そういうことなんだよ。結局は、そこなんだよ。原作ゲームを知らない自分からしても、じゃじゃ丸くんでこのゲームフローはどうかなって。この版権を使うなら、今までのファミスロみたいにした方がよかったんじゃないかなって思う。まぁ告知とかは面白いけど」

濱「そうですね。チェリーで光るさくらランプミッションとか、新たな試みもありますし。でもやっぱり、遊びやすいマシンで出して欲しかったです。適度な技術介入機で。そうなると、設定には期待できないでしょうけど」

アニ「でも、ユニバ系のマシンには波があるからね」

濱「間違いないです。そういえば、波で思い出したんですけど、ストV(『スマスロ ストリートファイターV 挑戦者への道』)も中々波がありますよ。ビッグ1回で1,000枚以上出る時もありますし」

アニ「そうなんだ。この前、ホールで見かけたな」

濱「小役のヒキと技術介入で敵を倒す限りJACが続くゲーム性ですから、夢がありますよね。ただ、通常時がアレなんですよ」

-そこが致命的ですよね…。

アニ「メーカーってどこだっけ? 4号機時代はアリストクラートが出してたよね。5リールで『巨人の星』みたいなやつ」

-『ストリートファイターⅡ』ですね。

濱「今回はエンターライズです。まぁカプコンのゲームですしね」

■〇〇なホールは行く価値ないですよ

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-そういえばアニかつさん、『スマスロキングパルサー』のプロモーションに参加されてましたよね。

アニ「そうだね。塾長でしょ、射駒くんでしょ。あと、イトシンくんにBOSS、しのけん。なかなか年寄りばっかり集めたよね。そこに訴求力を向けてるんだろうけど」

-レジェンドばかりですね。

アニ「実際に打った感想としては、演出頻度もクラシックモードだと昔の台だなって感じで、うるさくないところはすごいよかった。ただ、疑似ボタイプで初代のゾーンを再現しているのはいいんだけど、ビッグバンモードを付けちゃったおかげで、それに入らなければ…って感じにしちゃったのがなぁ…」

濱「コイン持ちも悪いですしね」

アニ「悪いよね」

-ホールがリセットをかけなくなったことで客が飛んだっていうのもあるでしょうね。

濱「リセット台は天井が512Gに短縮されますしね」

アニ「なにをビビってんのって話だよ」

濱「ホントです。そんなホールは行く価値ないですよ」

〇〇〇

 昨今のパチスロは、伸るか反るかの大勝負になりがちな印象。遊びやすさを意識した疑似ボーナスタイプもあるが、今後はどういったマシンが支持を集めるのか。2024年下半期も要注目だ。

パチmax! 編集部

パチmax! 編集部

パチンコ・パチスロの新台をはじめとした機種情報や、業界・メーカーの最新情報などファンが気になる内容を様々な切り口から発信するニュースサイト。大御所ライターなど著名人のコラムも連載中。

パチンコ・パチスロ情報局「パチmax!」

Twitter:@pachinko_gj

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