パチスロ「5万枚オーバー」実現の怪物!【ヒット記事プレイバック!~4号機編】
これまでの人気記事を振り返る連載企画「ヒット記事プレイバック!」。今回ご紹介するのは、射幸性の高さが社会問題にまで発展した「パチスロ4号機爆裂AT時代」をピックアップした記事です。読むタイミングを逃してしまった方、もう一度読んでみたいという方はぜひご覧ください!
※この記事は、2020年12月13日配信記事を再編集したものです。
■4号機爆裂AT時代『アラジンA』
『獣王』の誕生に端を発したパチスロ4号機爆裂AT時代。だが、その射幸性の高さが社会問題にまで発展する。特に問題視された3機種は検定取り消し処分を受け、結果的に「4.5号機規制」がなされるに及んだ。
その3機種とはロデオの『サラリーマン金太郎』とミズホの『ミリオンゴッド』。もうひとつはサミーの『アラジンA』である。
2号機時代、最強の集中役「アラジンチャンス」で一世を風靡した名機『アラジン』の優秀遺伝子を色濃く受け継ぐ同機は、同名のAT機能「アラジンチャンス(AC)」が出玉増加の主軸。AC突入へのカギを握るのは低確率・高確率ショート・高確率ロングと3種類ある抽選状態で、低確率から高確率へと移行した場合は、文字通り高確率(約20分の1)でAC抽選が行われる。
抽選状態の移行契機はボーナスと純ハズレで、ビッグ消化後は全設定共通約6分の1で高確率ショートorロングへ移行。REG消化後の移行割合は0.5%とかなり低いが、移行時は継続ゲーム数優遇の高確率ロングが確定する。
純ハズレはチェリー出現or出現せずの2パターンがあり、成立時の4分の3は単チェリーが停止。この純ハズレは低設定ほど出現率が高い一方、設定6は成立時の2分の1で高確へ移行するといった特徴がある。
高確中は、リール右のドットで「ラクダが通過」などといった特定演出が頻発。アラジンが宝箱を引っ張り上げる演出は純ハズレ確定で、高確率ショート中の純ハズレは25%で高確率ロングへ昇格する。
ちなみに、高確率ショート及びロング移行後の転落割合は設定の奇数or偶数で異なり、偶数設定はショートからの転落割合が奇数設定よりもやや優遇。逆に奇数設定はロングからの継続率が高く、それ故、偶数設定は比較的穏やか、奇数設定は荒波仕様といえる。
■「5万枚突破」の報告も!!
ACに当選すると、潜伏せずに即、次ゲームのBETでランプ点灯と共に発動。継続ゲーム数は基本10Gで、消化中は押し順ナビに従うだけでAC1回あたり平均119.3枚の獲得が見込める。
AC終了後は当選時と同じ抽選状態へ移行。それ故、高確率ロングへ移行すればACの連打で一気に出玉を増やすことができるわけだが、同機はAC中、純ハズレを引くことで「スーパーアラジンチャンス」への突入抽選が行われ、首尾よくこれに当選した場合は、なんと最大「5000G」継続する可能性がある。
その確率はスーパーアラジンチャンス当選時の16384分の1と極めて低いものの、実際に5000Gを引き当てた猛者もおり、5万枚突破の報告もあった。
過激なゲーム性は問題視されて致し方なしともいえるが、単チェリー=純ハズレを移行契機とする高確率を巧みに使うことで初代のゲーム性を再現した同機は、多くのファンを狂乱させ、アラジン=爆裂機のイメージを若者たちにも定着させた。
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