パチスロ「5号機」輝かしい功績を振り返る…… 「リプパンはずし」「破格の340枚」絶望を救った「名機」の数々

2004年から始まった5号機の長い歴史が遂に幕を閉じる。
『吉宗』『アラジンA』『大花火』などホールを鉄火場にした4号機が終了し、新たに登場した5号機は苦戦を強いられた。4号機より大幅に低下した出玉性能、今まで培ったノウハウがゼロとなり、ゲーム性はあってないもの。「5号機でパチスロ終了」「引退のキッカケ」と悲惨で痛烈な言葉が飛び交った。
しかし、時間が経つにつれてパチスロは日々進化。出玉の限界を追求した機種や画期的な新システムなど……多種多彩な”革命的機種”が数多く誕生したのである。
そこで今回は、もがき苦しみながらも飛躍と遂げた「5号機」の軌跡を振り返ってみたい。
5号機屈指のコイン持ちと秀逸な演出で大人気機種に

5号機初期は、多くの機種がボーナスをメインで増やすタイプだった。そのなかでもひと際存在感を放っていたのが、『デビルメイクライ3』(ロデオ)だ。ボーナス確率は重いものの、5号機最大獲得枚数となる「448枚」のボーナスが搭載。また、ゲームさながら、そして期待度高い “弾丸演出”などが好評を得たのであった。
ボーナスタイプが大半を占めるなか、通常ゲーム中のコイン持ちを維持する「RT機」の登場で5号機は大きく生まれ変わる。
出玉率は5号機トップクラス!!

その代表的な機種は2006年に登場した『スパイダーマン2』(サミー)である。ボーナス+RTという仕様で、出玉率は「118%」と現行機種にも劣らない性能。それを実現させたのが、RT中に行う”リプパンはずし”と呼ばれるものだ。これは技術介入の1つで、特定の図柄さえ狙うことさえ出来れば、最大150Gまでコイン減らさずRTを消化できる。『デビルメイクライ3』のような1回の獲得枚数が多い機種とは違い、コインを減らさずにボーナスを引く仕様だ。安定した出玉を生み出すことに成功。5号機の名機の1つに数えられる機種である。
そして、ボーナスタイプからRT機へ進化を遂げ、5号機に対するマイナスイメージが払拭され始めた頃、その勢いを加速させる”革命的な”出玉増加システムが登場したのであった。
当時、NO.1の出玉性能との呼び声が高い人気タイアップ機種

それが2007年、山佐から登場した『バイオハザード』だ。
その高い性能を生み出した要因は、「ART」というシステムにある。前述したRT中にベルを”ナビ”する機能を組み込んだことによって「現状維持+ベル」、つまりコインが増えるシステムを実現。純増は1G当たり1枚、それに加え、BIGボーナスは破格の340枚とARTと絡んだ時のパワーは絶大。多くのパチスロユーザーに衝撃を与えたのであった。それと同時に、パチスロが復活へと駆け上がるキッカケとなったのであった……。
今回紹介した機種は3台。5号機の長い歴史で考えればほんの一部分だ。しかしながら、その貢献度は言葉では言い表せないほどである。
皆さんも是非一度振り返ってみてはいかがだろうか。思い出の機種がホールにまだ残っていれば、打ちながら懐かしむのも悪くないだろう。
(文=編集部)
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