新台『北斗の拳』が「GRT」第2弾！ 最強コンテンツ王座奪還に「秘策」あり!?……【新台『北斗の拳』展望・メタ斬り座談会】

　最大の目玉『押忍！番長A』や、5号機Aタイプ史上最後の大革命と銘打たれた『ルパン三世不二子Type-A+』、5.9号機版のゴッドとの声も上がる『ドリームクルーン500』など、パチスロ話題作がデビューを控えている状況ですが……。

　盛り上がりは、さらに上昇！超ビッグコンテンツ『北斗の拳』シリーズが、パチンコ・パチスロ両分野で検定を通過し熱視線を浴びています!!

　果たして『北斗の拳』が2018年の主役となるのか？ パチスロ開発出身者・パチスロをこよなく愛すライター・編集者の3名が「素性を公開しない」という条件でホンネを暴露！……【新台『北斗の拳』展望・メタ斬り座談会】スタート!!

『北斗の拳』登場に大盛り上がり！『無双2』ヒット確実!?

「ライターA」：パチンコ『真北斗無双2FB』、パチスロ『北斗の拳AA/ZS』が検定を通過し話題になっていますね。超人気コンテンツですから、注目されるのは当然でしょうけど。

「編集B」：サミーさんのHP上で『進化するGRTは、次なるステージへ！』と宣言したページが公開され『第2弾は北斗ではないか？』という期待の声が上がっていたけど……。やっぱり『北斗』だったね！ 早くも話題だよ!!

パチンコの方も注目は高い。スピンオフ作品のパチンコ『北斗無双』は、2016年の登場から高い稼働を維持している人気作だからね。その続編となれば、期待するファンが多いのは当たり前だよ。

「開発K」：確かに『北斗無双』は中古機価格が140万円を超えるなど、評価はかなり高いです。ホールの主軸と言える機種ですが……。『北斗無双2』が確実にヒットするかと言われれば不安もあります。

『北斗無双』最大の魅力はスペックですからね。約1／319のミドルタイプですが、ST継続率は約80％・最大2400個という高い継続率と出玉感が備わっています。この要素がなければ、ここまでの反響は得られていないでしょう。抑えられたスペックで支持されるかは疑問ですね。

「ライターA」：従来の北斗シリーズとの差別化を図った仕上がりで、サミーさんが掲げる『脱、北斗』の狙いは成功したと言えます。ただ演出面などを評価している声は、それほど多くはありませんからね。

やはり重要なのはスペックです。前作とは違う魅力を示せるのか……。どのような感じに仕上げてくるのか楽しみにしましょう。

パチスロ『北斗の拳』は終了？ 王座奪還に「秘策」あり!?

「編集B」：パチスロはどーだろう？ 常に話題を独占する『スーパーコンテンツ』だからね。『番長』にも負けない目玉であることは間違いないけど？

「ライターA」：しかし『もう北斗は……』という声も目立ちますよ。新基準機として登場した『修羅の国篇』、『新伝説創造』と、2作連続で結果を残せませんでしたからね。

特に『新伝説創造』は、導入から1週間持たずに”通路”状態になるという厳しい評価を受けることになってしまいました。前作の影響もあるとは思いますが、初期稼働を見た時点で危険を感じましたよ。

「編集B」：早い段階で撤去しているホールもあったし、現段階で設置してないホールの方が多いからね。『北斗の時代は終了』という声が上がってしまうのも仕方がないかもしれない。

「開発K」：前評判の悪さは懸念されていましたが、最後の5.5号機として誰もが期待していましたからね。その分ダメージは大きかった印象です。そんな『北斗』が立ち直れるか……。『真北斗無双2』よりも不安を感じてしまいます。

「編集B」：新概念GRT第2弾なら期待できない？ 第1弾の『コードギアス』も好評だし、楽しみは広がるんじゃないかな。

「ライターA」：確かに高射幸性AT機などを好むユーザーに『ダラダラした感じのロングRTは受け入れられない』と予想されていましたが、意外と好評を得ています。

ボーナスとRTの連鎖によってコインを増やす仕様で、両者の無限ループも見込める点を評価する声は多いです。フル攻略なら設定1でも99.4％と甘いですしね。万枚などは厳しいかもしれませんが、マッタリ遊べて”まとまった出玉”を得るという5.9号機の楽しみ方を示したと言えます。

「開発K」： RT機であっても有利区間を設けなければならない機種もありますが、本機はそれに該当しないため基本的にGRTが強制的に終了することはありません。やはり5.9号機の弱点である『有利区間』を搭載していない点は、大きな武器ですよね。

『北斗』の新作が、同じようなスペックで出せるのであればチャンスはあるかもしれません。スペックがハマりさえすれば、確実にメイン機種となれる超人気シリーズですから。業界を牽引してきた王者の復活を期待したいですね。
（文＝編集部）