パチスロ「6号機」ついに本格始動!! 出玉規制後も「5号機」システムは健在？ 歴史的「名機」を振り返り!!

爆裂機の原点？ になった革命的ヒット機種

「JPS HP」より

　200枚を超えるビッグボーナスに、「RT」「ART」機能が付加されたスペックが多くを占めていた07年。その概念を覆す”画期的システム”を搭載した『2027』（JPS）が登場しました。

　スペックは、ボーナス+ARTと決して珍しくはない仕様でした。ただ、ボーナスは「REGのみ」。その獲得枚数はわずか28枚です。この出玉だけでは、あっという間になくなってしまいます。

　では、「どのようにして出玉を増やすか」というと、1セット20G、ボーナス込みで純増約1.8枚のART「バトルモード」が大きなカギを握っています。また最大継続率は95％と破格の数字となっていました。

　そしてこの驚異の出玉性能を実現できたのは、5号機の特性である「ボーナス成立後はリプレイ確率を上昇できる」RT機能の1種に着目した点です。通常の機種であれば、ボーナスが成立すれば、その図柄を即座に狙うのが当たり前でした。

　しかし、本機種は”あえて”ボーナスを揃えないことでRT機能を維持、ベルナビをアシストするAT機能を融合し、かつてない新システムを生み出したのです。

　このようなトリッキーな手法は、出玉試験を行う『保安通信協会』（保通協）の想定外であったということもあり、当時屈指の出玉性能を可能に。そしてこれは、後に誕生する”AT機”発明に活かされたのです。

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　さまざまな段階を踏んで進化し続けたパチスロ「5号機」。開始直後は「パチスロは終わり」と叫ばれていましたが、画期的なスペックによりゲーム性や出玉性能を飛躍的に向上させることができたのです。

　今回の新規則「6号機」は大変厳しい規制内容となりましたが、「5号機」が大きく発展したように再びホールを盛り上げる”新機種”の登場に期待したいところですね。
（文=編集部）