パチスロ「激甘」攻略機が”不朽の名作”で復活!? 5号機「最高クラス」スペックにも懸念要素あり?

 パチスロの出玉性能は1~6段階の「設定」によって管理されていることは言うまでもない。理論上、設定1ではユーザー側は損失しその逆に設定6はプラス収支で終えることが可能である。

 例えば、ノーマルタイプの代表機種『アイムジャグラーEX‐AE』(北電子)の場合、設定1の出玉率は「95.9%」と投入メダルに対しての返り値は100%以下のため理論的に損失することになる。一方、設定6は「105.2%」と使用メダルよりも多く放出される計算となり、差玉はプラスとなるのだ。

 このように設定によって「出玉率」が管理されているパチスロ機。可能であれば誰もがプラスとなる「設定」を望むだろう。高設定を追い求めることはユーザーにとって自然な行為だが……。

 そういった行動をせずとも理論上「プラス」になる新機種が登場するとの情報が舞い込んできた。サミーが先日、復刻を発表した「不朽の名作」だ。

「今月に検定を通過した『ディスクアップ』ですね。本機はボーナス+ARTスペックで、ボーナス合算確率は1/182.6~165.9と設定に左右されない仕様いえるでしょう。また、ビッグボーナス偏向型スペックのようで出玉感も堪能できると思いますよ。

ART性能は目押しでG数を獲得する「DJ ZONE」、ヒキで継続をつかみ取る「DANCE TIME」と性能が異なる2種類のARTを搭載しています。同色BBさえ引くことができれば、容易にARTに突入させることが可能のようです。

そういったこともあり、本機「設定1」の出玉率はプラス収支が濃厚な『アイムジャグラー』の設定5に匹敵するとか。この情報が正確であれば、5号機史上「最高クラス」の甘さですね」(記者)

 確かにユーザーにとって有利なスペックだが、本機はボーナス中の”目押し力”がモノを言う技術介入機。特定の図柄をビタ押しすることで獲得枚数はアップし、同色BIG消化時はARTの上乗せゲーム数を獲得できるゲーム性だ。目押し力に自信がないユーザーにとっては厳しい現実が待ち受けているだろう。

 それだけはなく、ホールがそもそも「長期的に設置するのか」と機種自体の”寿命”も危ぶまれているようだ。

「あまりにも甘すぎれば、当然ながら長期的な稼働は厳しくなるでしょう。実際、2013年に導入された『パチスロ仮面ライダー UNLIMITED』はホールにとって想像以上に甘かったようで、早急に撤去した店長もいたとか。

ただ、『ディスクアップ』の場合は目押し力によって”出玉率”が大きく左右されそうですね。客層のレベルによって扱い方は大きく変わってきますよ。その格差はホールに”よりけり”でしょう」(同)

 極端な目押し力が必要とされる機種の設置寿命はただでさえ短い。アクロスが販売した『B-MAX』がまさしく良い例である。比較的に目押しが苦手な若年層から敬遠されてしまったことが主な理由だ。

 5号機「最高クラス」の甘さと囁かれる『ディスクアップ』。技術介入度の高さは「玄人好み」といえるが……。「パチンコホール」「若いユーザー」はどのような評価を下すのか。
(文=PS分析班)

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