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パチスロ6号機「秘伝の奥義」がついに解禁!! 「パチンコと合体」今はなき”新回胴”が蘇る……

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 パチスロ6号機の第一弾として『HEY!鏡』(大都技研)が先日検定を通過。それを追うように今波に乗る京楽産業からも『パチスロゲッターロボ』が同じく通過するなど、朗報が相次ぐパチンコ業界。依然として正式発表は『鏡』のみだが、業界は再び盛り上がりを見せている。

 そんな6号機といえば、業界大手SANYOからも「高純増ATが適合した」とのニュースが報じられていた。その直後から期待の声が続出していたが……。

 先月末、同社6号機が、検定を通過したことが明らかに。それもかつて「大連チャン」を実現したあの「パチンコ版権」だ。

「SANYO初の”液晶連チャン機”となった『ブルーハワイ』ですね。連チャン性能を上げる打法が発覚し、一躍有名となった機種として知られています。それ以降、後継機は登場してなかった訳ですが……まさかのパチスロで復活することになりました。

以前報じられた『高純増AT機』であるか不明ですが、ある意味話題性は高いでしょう。往年のファンからは『パチンコじゃないのか』『よりによって6号機か』と驚きの声が相次いでいますよ。続報に期待したいところです」(記者)

 かつてブームを呼んだ名機が6号機で復活。パチンコ版権がパチスロでリリースされるケースは珍しくないが、このようなパターンはごく稀である。いろんな意味で注目を集めている状況だ。

 ただ、それ以上に熱視線を浴びているのが、現在ほとんど見ることがない”超変則仕様“でリリースされている点である。パチンコとパチスロを融合させたアノ「過去の産物」が復活するようだ。

「2014年の規則改正で認可された『パロット』ですね。これはパチスロで使用するメダルの代わりに、パチンコの”玉”で遊ぶという新しいカタチのスロットとなります。

SANKYOから『CRP花月伝説R』、ニューギンからは『美ら花』など、いくつか販売されましたが……。それ以降、一切音沙汰なし。今パチンコホールで現存する台はほぼ皆無に等しいでしょう。それが今となって復活することに少々疑問に感じるユーザーは多いですが、ある意味新時代にふさわしいのでは?」(同)

 パチスロの「新たな枠組み」としてデビューを飾ったものの、普及することがなかったパロット。やはりパチスロを”パチンコ玉”で遊ぶことに対してイメージしづらかった点が広まらなかった大きな要因といえる。

 では、逆に”メリット”はあるのだろうか。

「最大のメリットはやはり『設備投資』を削減できることでしょうね。パチンコとパチスロの設備は当然異なっており、パチンコの玉を循環させる機器にパチスロのメダルを入れることは物理的に不可能。その逆も然りです。なので、パチンコの島にパチスロという名の『パロット』を置くことが可能となりますね。

また設備関連だけではなく、スペック面にも影響を与えそうですね。パチスロの場合、20円スロットであれば3枚(60円相当)のメダルで遊技することができます。その一方で『パロット』はパチンコの玉を使用するので、1玉=4円で60円相当にあたる『15玉分』が必要になります。枚数の”量”がそれぞれ異なるので、今までとは異なる”出玉感”を魅せることができそうです」(関係者)

 6号機、そしてパロットが及ぼす影響は? パチンコホール、ユーザー全てが関わる「新時代」にアツイ視線が注がれている。
(文=編集部)

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