パチンコ「頭脳と技術」を総動員する激熱マシン! ついに動きが…待ちに待った“朗報”が到着!?
これは朗報。先の型式試験でなんと「じゃん球」が適合したようである。これでじゃん球がホールに導入されれば、『手打ち雀球伝道録カイジ』以来の新機種の登場となる。激アツである。
実は2018年にもじゃん球が適合し、『J手打ち雀球鬼赤スペシャルA』なる機種が検定通過したという噂が流れたが、結局幻のまま終わったこともあった。じゃん球の新機種が実現すれば、2012年以来9年ぶりである。
マニアックな町男はもちろんこの『雀球カイジ』も打ちに行った。あれは新宿のマルハンだったような記憶だが、小雨の降る中、当時は勤め人だったにもかかわらず仕事をほっぽり投げて平日の朝から喜び勇んで駆けつけたものである。
500円か1000円くらいで2時間ほど遊べた。手打ちであったりプレイの手順があったり、単純にプレイスピードが遅いということもあるが、これぞ遊技。少ない金額で長時間楽しめる庶民の娯楽といえよう。
ただ、先ほど軽く触れたように、通常のパチンコとは遊び方が異なるので、実際にプレイする際にはあたふたしてしまう。そんな辱めを受けたくないクールな若者には予習が必要である。
とはいえ、じゃん球が設置されているホールは皆無で現状では実戦するのは叶わないが、なんと777TOWNにはじゃん球『ドリームジャンベガス』が搭載されているのである。まずは家パチにてじゃん球の魅力を体験しよう。
予習がいると前述したが、この『ドリームジャンベガス』には液晶によるナビゲーションが用意されているのでスムーズに進行できるようになっている。
さて、実際にプレイしよう。まずはメダル投入口からメダルを3枚入れる。じゃん球はパチスロのようなメダルを使用し、遊技はパチンコ玉で行うのである。
キャラを選んでベットボタンを押せばゲームスタート。基本的には麻雀の流れと同じ。親であるプレイヤーには14の麻雀牌が配られるので捨て牌を選ぶと次の手順。麻雀でいうツモにあたる行為を手打ちで狙うのがじゃん球の面白さ。盤面下に配置された麻雀牌ポケットから役作りに必要な牌を目がけて玉を打ち出すのである。
こうして捨て牌と打ち出しによるツモを繰り返し、3コインで付与される11球で役を完成させれば役に応じた払い出しを受けられることにある。役の報酬は本来の麻雀とは若干異なり、同じ2翻役でも三暗刻はメダル3枚の払い出しだが、チャンタや混老頭は6枚となっている。
ちなみに役満はすべてコイン30枚の払い出しがあるが、BIG役やCAHNCE役として液晶に表示された役は獲得枚数が2倍になるようなボーナス機能が搭載されている。
11球で役が完成しなかった場合は流局となりそのゲームは終了。あらたにコイン3枚を投入し、次のゲームに移行し、配牌から手順を繰り返すことになる。
このように麻雀を行う頭脳と手打ちパチンコによる技術を総動員してプレイするのがじゃん球の魅力なのだが、やはり実際にプレイして面白さを実感してほしいものである。
(文=大森町男)
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