パチンコ産業「30兆円規模」へ…“最盛期”を支えた名機たち【CR機の歴史~1994年編~】
行政の肝入りながらも、なかなか普及が進まなかったCR機。すぐさま「確変の2回ループ」や「電チューの確変」などといった新内規が施行され、これによって1993年、西陣の『CR花満開』が誕生した。
確変図柄は「3」「7」の2種類、確変突入率は15分の2ながらも、確変中は大当り確率&確変突入率が大幅アップする仕様で大ヒット。その熱狂ぶりは週刊誌でも取り上げられた。
一方、隆盛を極めた連チャン機は、そのメカニズムが問題視されたことを機に自粛、ノーマル化。そんな状況で迎えた翌1994年は、いよいよ本格的なCR機時代が到来した。
『CR花満開』の大ヒットで勢いに乗る西陣は、大当り確率を高めた代わりに出玉と確変突入率(8/25)を抑えた『CR球界王』をリリース。確変確定の奇数図柄はボールとの複合図柄となる点が大きな特徴で、中出目が「HIT」でも大当りを得られる。
SANKYOは、6インチの巨大画面を搭載した『CRフィーバーワールドI』を発売。大当り中は世界の美女がご当地衣装で挨拶してくれる演出がファンに高評価で、大当り確率が7倍までアップする確変中の止め打ちが効果的であったことも一部の玄人には有名である。
大一商会は、それぞれ独立した3つのデジタルが印象的な『CRビッグソロッター2』を発売。打ち出された玉は、そのデジタルの間を通る独特な視覚演出で、中出目が高速回転するスーパーリーチも存在する。
このほか、マルホンは『CRミラクルマン』『CRゴールデンキャッツ』、奥村遊機は『CRチャンピオン』、三洋物産は『CRトラベルチャンス』『CRスーパーボーイ』などを製造。そんな中、平和は『CR名画』『CR恐竜パーク』などと共に、今や看板タイトルにまで成長した人気タイトル『CR黄門ちゃま2』を世に送り出した。
当機は、愛らしいキャラクターによるコミカルなリーチと、フルスペック仕様の強力な出玉性能が魅力。中出目スベリからのリーチ、弥七リーチ、八兵衛リーチなどを経た大当り中はご一行の勧善懲悪ストーリーが展開され、通常大当り・確変大当りで悪役が変化するといったこだわりもある。
ちなみに、総務庁からパチンコ産業が「30兆円規模」と発表されたのは、ちょうどこの時期だ。それだけパチンコ産業は盛り上がっていたのである。
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