パチスロAT機史上「最速」の破壊力!! 後の人気シリーズにも影響を!?【4号機爆裂AT時代~ガンガン編~】
2018年より6号機へと移行したパチスロは現在、AT機が主流だ。
先日デビューしたセブンリーグの『パチスロ鉄拳4デビルVer.』は、有利区間のリセットを巧みに利用することで、かつてない破壊力を実現。一撃での出玉は規定上の約2,400枚ながらも、有利区間リセット後に訪れるチャンスゾーンではフリーズ確率が大幅アップしており、これらをループさせられれば万枚以上の出玉を獲得できることもある。
4号機時代の名機をリメイクした『パチスロガメラ』も、ATによる疑似ボーナス機。6号機ではリアルボーナスの最大払い出し枚数が300枚までに抑えられているため、ガメラ絵柄揃いで始まるビッグを疑似ボーナスとすることで、期待出玉を当時と同じ約560枚まで引き上げているのである。
業界関係者たちは、今後も疑似ボーナス機は増えると予想。打ち手にとっても1回の大当りでの獲得出玉が増えるのは嬉しいことである一方、ここまでAT機が台頭すると、4号機時代の爆裂AT機を回想するファンも少なくないのではなかろうか。
当時のATは、内部的に高確率で成立する小役の正しい押し順と絵柄をアシストするものがメイン。現在のように押し順ナビに従うだけ、あるいは第1リールのみ絵柄を狙えばOKといった仕様ではなく、5号機or6号機世代には考えられないかもしれないが、そんな当時でも簡単消化で高純増を得られるAT機が存在した。今も独創的なマシンを創造し続けるヒットメーカー・大都技研の『ガンガン』である。
「イージーボーナス」と銘打たれたAT機能とストック機能を融合させた当機は、ビッグ時の約40%、REG時の約10%でATへ突入する。ATは1セット20G継続で、これを消化すればボーナスを揃えらえる…といった流れで、そのATは従来のATと異なり、なんと順押しするだけで1Gあたり約10枚の増加が可能。目押しは一切不要であることから、その出玉増加速度は“AT機史上最速”とも言われていた。
当然、ATには連チャン性があり、連チャン時はボーナス消化後に即スタート。AT中はボーナス抽選も行われており、ひとたび連チャンすればボーナス当選のチャンスを迎えるとともに、ATの上乗せにも期待できるというわけだ。
気になるATの最大連チャン数は「100」。基本的に高設定ほど連チャン性が高く、全設定共通2340.6分の1のREGからAT当選した場合は5連チャン以上が確定するといった特徴もある。
ちなみに、筐体上部にはフェニックスリールなる演出リールがあり、文字通り、フェニックスの絵柄が存在する。大都技研でフェニックスと言えば『忍魂』シリーズの鳳凰が有名だが、実は、『忍魂』シリーズの主人公らが躍動する山の名は「ガンガン山」。当機と関係するか否かは、開発者のみぞ知るといったところか。
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