パチンコ初代を彷彿とさせる新台『牙狼』への「リベンジマッチ」を決行!!【濱マモルの のほほんコラムVol.103~此処で会ったが百年目~】
過去に当コラムで書いたと思うが、基本的に年間収支はプラスである。
パチスロを打ち始めて30年ほどで、年間で負け越したのは1度だけ。ただその1年は、パチスロではなく1台のパチンコのセイで収支が大幅下落したわけで、個人的には、そのパチンコに対して猛烈な怨みがある。
驚くなかれ、件のパチンコで抱えた年間負債は140万円。魔戒チャンス突入率は50%と聞いていたのに4分の1を切る突入率だし、そもそも初当りを引けないし、ようやく突入した魔戒チャンスも継続率82%と謳いながらもすぐ終わりやがる。それでもいつかは反動で大爆発してくれるだろう。そう信じて打ち続けた結果、笑えない金額を溶かしてしまったのである。
ここまで書けば大半の方はお気づきであろうが、その機種とは2008年に登場した『CR牙狼XX』のことである。
これだけ負けても挑み続けたのは根本的に面白かったからであり、すっかりハマったアタシは原作も全話視聴。スナックで酔っ払えば主題歌を熱唱したことも多々あったが、何だかんだ言ってもこの惨劇はトラウマとして心の奥底に刻み込まれたのか、以降、数々の続編がデビューしてもほとんど打つことはなく、シリーズの存在自体を遠ざけていた。
だが2021年6月、問題作が現れた。初代を踏襲した『P牙狼 月虹ノ旅人』は1種2種混合タイプで、魔戒チャンス突入率は50%、継続率は81%。ゲーム性の流れも初代を継承しているばかりか、30分ほどで20,000発を吐き出すなど出玉増加速度は格段にアップしており、正直なところ、初代中毒者としては意識するなというのが無理な話なのである。
むしろ、気持ち的には此処で会ったが百年目。じわじわと奪われた、新車の軽自動車を買えてしまうほどの金額を絶対に回収してやろうと目論んだアタシは早速、ホールへ出撃したわけだが、期待通りというかそれ以上というか、敵ながら完成度はかなりのものであった。
何かわちゃわちゃやっていても、特に大当りに繋がらない演出。アツめの予告からスタートしても、その後の演出パターンで徐々に期待度が低下する引き算式構成。そうかと思えば、意外な演出組み合わせであっさりと当たる潔さ。
通常時はどれを取っても初代を彷彿とさせるもので、そりゃあ吐き気がするほどロマンチック………ならぬ調整なのに朝イチからフル稼働なのは納得であり、これならば相手にとって不足なし、存分に怨みを晴らしてやろうとハンドルを握り続けたのだが、どうやら相性の悪さもそのまま受け継がれたようで、10数年ぶりのリベンジマッチは4万4千円の投資で魔戒チャンス突入率は2の0。都合144万4千円を取り戻せる日は来るのでしょうか。
(文=濱マモル)
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