2021年パチスロ販売台数『ジャグラー』シリーズがトップ3を独占! 総台数は4年ぶりの「60万台超え」
6号機時代への移行と共に、パチスロ業界は低迷中である。だが、先日公開されたパチンコ・パチスロ情報サイト「パチンコビレッジ」の「パチンコ・パチスロ販売実績2021」によると、2021年のパチスロ販売実績は前年比161%の約64万7,000台。販売台数が60万台を超えたのは4年ぶりだという。
その最たる理由は、人気・定番機種の検定・認定切れに伴う入替需要。それ故、機種別トップ10は北電子の『アイムジャグラーEX』『マイジャグラーV』『ファンキージャグラー2』の3機種が上位を占めており、販売実績はそれぞれ8万7,500台、6万台、3万台となった。
4位は初代のゲーム性を継承しつつも、初当りで必ずAT以上に当選するミズホの『SLOT劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語』で、販売実績は2万5,000台。5位は5号機『ハナビ』の選べるREG中の技術介入要素を組み込んだエレコの『新ハナビ』で、こちらは2万4,000台を売り上げた。
6位はシリーズお馴染みのゲーム性を6号機で再現したアムテックスの『南国育ち-30』(2万台)、7位は「伝承」「拳王」と2種類のバトルボーナスを搭載したサミーの『パチスロ北斗の拳 宿命』(1万8,000台)。以下、NETの『チバリヨ-30』(1万5,500台)、山佐の『ニューパルサーSPⅢ』(1万5,000台)、アクロスの『沖ドキ!DUO-30』(1万4,500台)と続いた。
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これを見ればお分かりの通り、30パイの入替重要もあったことで「沖スロ」3機種がランクイン。『沖ドキ!DUO』に関しては2021年12月、2022年1月と分けて納品されるそうで、上記販売実績に1月分は含まれていないそうだ。
メーカー・グループの販売台数を見ると、1位は北電子で18万8,000台(4機種)。2位はユニバーサルグループで9万2,500台(8機種)、3位はサミーグループで7万2,500台、4位はオリンピアグループで5万4,500台(10機種)、5位は大都技研グループで4万6,500台(5機種)となった。
ちなみに、過去10年のメーカー・グループでの販売台数トップは、2012年が山佐で27万1,000台、2013年がサミーグループで36万5,500台、2014年がユニバーサルグループで23万8,000台、2015年がサミーグループで23万7,000台、2016年がユニバーサルグループで22万8,500台、2017年がサミーグループで12万3,000台、2018年が北電子で7万3,500台、2019年がサミーグループで14万5,500台、2020年がユニバーサルで11万8,500台。
トップ3まで目を向けてもユニバーサルグループとサミーグループが安定して上位の販売実績を残しているものの、2017年以降は1位でも20万台を大きく割る数値と、かなり厳しい状況が続いている。
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