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パチンコ初代『牙狼』のゲーム性を見事に再現! ライトミドルでも成功を収めた名機

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ライトミドルでも成功を収めた名機

 彗星の如く現れ、瞬く間に業界を席巻していった『CR牙狼』。圧倒的なスピードと爆発力によって多くのパチンコファンを魅了した。デビュー年の2008年は『牙狼』登場以前、ほかにパワーのある機種といえば『ぱちんこCR北斗の拳ラオウ/ケンシロウ』しかなく、ゆえにその出玉性能も際立ったものとなった。

 この大ヒットを受け、兄弟機となる『CR牙狼~陰我消滅の日~』のリリースに至るのだが、じつに2年近くあとに発売された事実も興味深い。

 通常、ある程度人気に火がつくとわりと早い段階で兄弟機をリリースし、コンテンツを根付かせるために畳みかけるような戦略を取るパターンが多いが逆にその出来次第では足を引っ張りかねない。

 しかし、そんな心配は杞憂に過ぎず、兄機同様のスペック力と完成度の高い演出群によって好評を得た。ミドルタイプと変わらずにファンに愛されるマシンとなったのである。

 大当り確率は1/147.93と甘デジほど確率が高くないが、非常に遊びやすいものになっている。魔戒チャンスの突入率が50%、継続率が82%とミドルタイプを踏襲した連チャンモードをより気軽に楽しめる仕様である。

 この頃のライトミドルタイプは、こういったミドルタイプのスペックをスケールダウンさせ、よりカジュアルにゲーム性を体験してもらうための「息抜き」、言葉は悪いが「下位互換」的な要素が強い印象であった。

 ただ、そういった内情をあっさり吹き飛ばしてしまうだけのパワーが初代『牙狼』にはあったのである。出玉が500発ほどであったにもかかわらず、『牙狼』のスピードと連チャンをライトに味わえるマシンとして確かな需要が存在したのである。

■実は初代『牙狼』と似て非なるスペック!?

 そのすごさを補強する内容として、この『陰我消滅の日』はじつは1種2種混合ではなく確変機。突入率と継続率の差を潜確で埋めている「なんちゃって牙狼スペック」なのである。それにもかかわらず、初代のゲーム性を味わえると人気になったのだ。

『牙狼』の出玉性能が強烈すぎてすぐに規制が入り、同様の仕組みを利用した高継続率のハイスペックマシンが作れなくなったのである。

 この意味においても『CR牙狼~陰我消滅の日~』は稀有な機種といえるかもしれない。普通なら「あれが違う」「これが違う」と手厳しいパチンコファンも、しょうがなしではあるとは思うが、ある程度飲み込んだうえでの支持となっている。

 とはいえ、新たな保留先読み演出「心滅モード」やSPリーチの新バージョン「vsハンプティ」、敵キャラが追加された「ラウンドバトル」などの新規デジタルアクション、エンブレムやザルバといった役物の充実など、演出面ではパワーアップがなされている。

 これは演出面においても『牙狼』は卓抜したクオリティを有していたことの証左であり、トータルで打ち手を納得させる機種の力が抜群であったと言えよう。

(文=大森町男)
<著者プロフィール>
 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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