パチスロ「4号機名機」を彷彿とさせる秀逸なゲーム性… アノ告知音が発生でアツくなれる‼

どこからでもボーナスを狙うことができる！

　みなさんは6号機を打っている時に「はぁ。またポイント集めか……」と思いながら淡々と打っていないだろうか。また、新台情報などで “内部ポイント” という文字を見るだけでゲンナリとしている人もいるはずだ。かくいう私もその一人である。

　さて、そんな“ポイント集め”に飽きた方たちにオススメしたい台がある。2020年2月にサミーからリリースされた『パチスロ ファンタシースターオンライン2』だ。

　サミーのグループ会社・セガが運営するオンラインゲームとのタイアップした本機は、純増約5.8枚の疑似ボーナスで出玉を伸ばすATタイプ。基本的な流れは、CZ「エマージェンシートライアル」からボーナス当選を目指すゲーム性となっている。

　CZの突入契機は主にチャンス役。そのため、通常時に “ポイント集め” をする必要はない。つまり、通常時であればどこからでもボーナスを狙うことができるのだ。

■まるで「秘宝伝」に「ファイヤードリフト」……。 “あの音” にアツくなる

　ボーナス後は「集中モード」と呼ばれるCZ高確へ突入。この同モードには「集中モード」・「EX集中モード」・「EX集中モードロング」が存在し、モード中にCZに当選させてボーナスへ繋げるというシステムは、あの初代4号機『秘宝伝』(大都技研)の「伝説モード」を彷彿とさせる。

「集中モード」の他にも“4号機っぽさ”がある。それがBIGボーナス中の消化手順で、JACINのようにみせたボーナスが3回継続するなど、まさに4号機時代のAタイプを思わせるゲーム性となっている。

　そして本機最大の叩きどころは、CZの「エマージェンシートライアル」である。同CZ中は「ベル」・「レア小役」などでボーナス抽選をおこなっており、チャンスが訪れると4号機『ファイヤードリフト』(サミー)でおなじみの「ポポポポポ」という告知音が発生。この告知音が鳴ればベルやレア役以上が確定しており、当選率はベルでも33%、弱レア役で50%、強レア役なら100%となっている。

　エマージェンシートライアル中は毎ゲームがチャンス。レバーオン時は告白音の有無でアツくなることができ、それが鳴れば「レア役で頼む！」とさらにアツくなれるのだ。
　
　 しかし残念な点もあり、設置店舗が少なく遊ぶこと自体が難しいのである。それでもファイヤードリフトが好きだったという人であれば楽しめると思うので、見かけたらぜひ遊んでもらいたい。

　それとリーチ目も綺麗なので、出目好きの方にもオススメのマシンといえそうだ。

(文＝ロマニスタ鈴木）
<著者プロフィール>
　好きなゲームキャラクターがモチーフのパチンコ『CRソニック』でホールデビュー。
その後パチスロも遊技するようになりドハマりする。好きな機種は5号機時代のSNKプレイモアが出していた機種たち。パチンコでは甘デジやライトミドルを好んで打つ。サッカーと猫をこよなく愛し、週末はJリーグの試合を平均6試合くらい見ている。

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