パチスロ実戦「ラッシュ単発」で好機到来…　即当り濃厚のラストチャンスをものにできるのか⁉

　ひろ吉のパチスロ「実戦」紹介。今回は、5号機時代から愛され続けている人気シリーズ最新作『バジリスク～甲賀忍法帖～絆2』（ミズホ製）について書いていきたい。

　本機は、最大純増約2.9枚のATと疑似ボーナスで出玉を増やしていくタイプ。通常時は主にレア役でバジリスクチャンス（以下、BC）」の抽選を行う仕様で、ボーナス消化中のAT期待度は滞在中のモード・状態、設定を参照して抽選が行われる。

　BT当選時は継続期待度が異なる全10種類のシナリオから選択され、発動モードによって対応役が変化する「絆高確」システムを搭載。いかに、対応したレア役を引けるかが連チャンのカギを握る。

　他にも、BT中のBC当選時の一部で突入する「朧チャンス（10G継続、約1/4.5で絆玉獲得）」や「月下閃滅（セット数上乗せ特化ゾーン、平均4.8個）」といった一撃トリガーも備わっている。

　ここまでスペックについて説明してきたので、そろそろ本題の実戦内容を紹介していきたい。

幸先の良いスタートを切るが全然伸びない!?

　この日は、朝一から狙い台だった『絆2』に着席。開始90G、巻物からBCに当選するもあっけなくスルーしてしまう。が、110Gほどで超高確に移行し、120Gに引いた弱チェリーからBCに当選した。

　かなり薄いところを引き、そのまま初BTもゲットすることができた。幸先の良いスタートを切ることができたものの、BT中にBCを1回だけ引き、247枚獲得で終わってしまう。

　気を取り直して打ち続けていると、160Gで超高確中の強チェリーからBCに当選し、あっさりBTをゲット。BT中はBCを2回引き、「今回こそは伸ばせるか？」と期待したものの、4セット530枚で終了してしまう。

絆ランプ点灯でラストチャンスをものにできるのか!?

　3回目のBTを目指して打ち続けるも、5回目のBCでようやくBTに当選。ここまで全く伸ばせていないので、1000枚程度の波は欲しいところ…そんな思いでレバーを叩き続けるも、何事もなく単発終了を食らってしまう。

　いつも通り、BT終了時にサブ液晶をタッチすると、絆ランプが点灯…「旅の支度が整っております」とセリフが流れる。初めての出来事で驚いてしまったが、これは通常時のテーブルが15（最大BC1スルー）or16（初回BCでBT当選）確定の演出だ。

　その後、30G、60GでBCに当選し、「なんとしてもここで伸ばしたい」と思い、BTのシナリオを示唆してくれる「天膳」を選択。特に示唆パターンもなければ、消化中も何も起こらず単発終了となってしまった。

　「もう一回BTに入れるまで……」と打ち続け、4回目のBCからBTに当選。しかし、ここでもまったく伸ばすことができず、200枚程獲得して終了してまった。さずがに心が折れてしまったので、実戦終了。投資1000枚、回収0と自身の引きの弱さを感じた1日となった。

　余談だが、そのあとに座った別のお客さんが完走しており、それを見て少しだけ悲しくなってしまったのはここだけの話。

　最後に今回の実戦データを紹介する。

■総回転数：2507G（うち通常が1903G）
■弱チェリー確率：1/42.2（設定1：1/46.1～設定6：1/39.4）

　高設定示唆や確定系の演出はなかったものの、弱チェリーからのBC当選、謎当り1回、テーブル15への移行などを踏まえると、中間設定あたりが濃厚だろう。結果的に負けてしまったが、初めて見ることができた演出もあったので、まあヨシとしよう。

（文＝ひろ吉）
<著者プロフィール>
　IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

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