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架空のパチスロが現実に…攻略誌から生まれた!?夢の確変ST機【4号機ストック機時代】

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 まさしく、嘘から出たまことである。

 あれは世間がアトランタオリンピックで沸いた1996年。攻略誌「パチスロ必勝ガイド」の増刊号「ウルトラパチスロ必勝ガイド」誌面上にて、当時のスタッフが「CR金閣寺3」なる架空の確変パチスロを作り上げた。

 雑誌が発売されるや否か、この記事には読者から問い合わせが殺到したそうで、中には販売会社からの問い合わせや「悪ふざけが過ぎる」とお叱りの電話もあったとの噂。良くも悪くも大きな話題を振りまいたそうだが、その6年後の2002年、夢のマシンが現実のものとなるのだから、世の中はなんとも面白い。

パチンコの「確変」システムを再現

 高砂電器産業が世に送り出した『必勝金閣寺物語』は、金7ビッグが揃うと以降、2回のビッグが保証されるだけでなく、赤7ビッグが連続で揃わない限り連チャンが継続。突入率3分の1&2回ループという確変CRパチンコのフルスペックタイプを忠実に再現したゲーム性で、残り連チャン数は「金閣寺ランプ」の点灯数で表示される。

 その確変を可能にしたのが「ストック機能」で、本機のストック対象はビッグのみ(REGは即放出)。成立したビッグは予め内部で決められたSTゲーム数を消化、あるいは5枚チェリー(チェリー3つ揃い)時のST解除抽選クリアで「揃えられる状態」となり、ビッグ放出時は3分の1で金7ビッグに振り分けられる。

 ここで金7ビッグが揃った場合は、赤7ビッグ後の「通常STテーブル」ではなく、最大ST「32G」の「金7揃い後テーブル」を参照。2種類のビッグにそれぞれ異なるSTテーブルを用意することで、確変のゲーム性を創造しているというわけだ。

 通常時はリール上部のドットで様々な演出が繰り広げられ、メインの「花びら演出」はレバーON時に効果音を伴って花びらが舞えばチャンス到来。第1~第3停止時に文字が出現し、対応役が揃わなければボーナスが約束される。

 一方、レバーONでドットに任務が表示される「ミッション演出」は、指定任務をクリアできればボーナス確定。その任務には「順押しでボーナスをテンパイさせるのぢゃ」「いずれかの回胴に3連を止めるのぢゃ」「小役をそろえるのぢゃ」などがあり、失敗しても4連続で発生すれば無条件でボーナスへと繋がる。

 ビッグ中は目押し技術に応じた2種類の消化手順があり、ある程度目押しができるプレイヤーは小役成立時に変則押しで複合10枚役を奪取。目押しに自身があるプレイヤーはボーナスイン時にも変則押しで特定の金7絵柄をビタ押しすれば、ボーナスインと共に5枚の払い出しを得られる。

(文=編集部.)

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