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パチスロも「台の良し悪し」は身銭を削って打ち込んでこそ分かる【濱マモルののほほんコラムVol.205~体感することの重要性~】

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濱マモルののほほんコラムVol.205~体感することの重要性~

 このところ、息子の昆虫への偏愛ぶりがすごい。

 幼少期は乗り物が好きだった。とりわけ興味を示したのが鉄道。さいたま市にある鉄道博物館はもちろん、碓氷峠の鉄道文化むらや、かつて大阪市にあった交通科学博物館にも行ったし、当時、デビューしたばかりのE7系をはじめとする各種新幹線、小田急ロマンスカーなどの各種特急電車にも乗った。

 そのことをたいそう喜んでくださった鉄道好きで知られるアニマルかつみ兄さんは、新幹線の靴などグッズをプレゼントしてくださり、ガル憎さんは「仕事先で泊まったホテルにあったから」と、鉄道写真が表紙のノートをわざわざ自宅まで送ってくださった。みなさん、とても優しくてありがたい限りで、息子も嬉しすぎて小躍りしまくっていた。

 おかげでこちらも鉄道に少々詳しくなり、なんなら嫁さんは鉄道関連の旅が楽しくなりはじめたようだったが、親の心、子知らずとはよく言ったもので、いつのまにやら興味は魚へ。その後、哺乳類、鳥類、恐竜などを経て、昆虫へと辿り着いた。気付けば、我が家は図鑑だらけになっていた。

 やはり王道はカブトムシやクワガタで、日本のもののみならず、小学生時代はコーカサスオオカブトなど海外の昆虫も飼育。残念ながら死んでしまったものは標本にし、今も大切に保管している。

 カマキリも好きなようで、捕まえてきては産卵させるべくペアで網のようなケースへ。餌を与える際にはわざと自分の指を噛ませて痛みを楽しんでおり、その様はまるで往年のムツゴロウさんのようだった。

 また、残酷な話で申し訳ないが、カマキリの餌として捕獲したバッタを無造作に庭に放すものだから、いつのまにやら庭はバッタだらけに。家庭菜園はことごとく被害を受け、嫁さんは頭を抱えていた。

 中学2年生の今は、帰宅後に近所の森で昆虫採集するのが日課。もはや虫であればなんでも興味の対象なようで、最近は巨大なムカデやアシダカグモも虫かごに入れて飼っている。世の中には見た目の奇妙さで嫌がられる不快害虫なんて言葉もあるが、息子には関係ないようだ。

これはパチスロにも同じことが言えると感じた

 先日は、ルンルンで森から戻ってきたと思えば、虫網に巨大なオオスズメバチが。樹液を吸っていたのか、木に止まっていたところを捕獲したようで、慎重にピンセットで掴み、虫かごに移していた。

 周知の通り、オオスズメバチは刺されると命を落としかねない超危険、且つ凶暴な昆虫だ。よって、見付けた場合は遠ざかるのが常識。今までじっくりと観察したことなどなかったが、これが意外や意外、間近で見るとなかなかカッコイイのである。

 女王バチは言うに及ばず、オオスズメバチは働きバチも全てメス。メスなのにカッコイイとは適切な表現ではないかもしれないが、間近で接したからこそ、この事実に気付けたわけで、これはパチスロにも同じことが言えると感じた。

 台の良し悪しは、身銭を削って打ち込んでこそ分かる。パチスロライターとして基本的なことを再認識したわけで、これこそ、負うた子に教えられて浅瀬を渡る。ひっそりと感謝したアタシは、息子に新しい虫かごを買いました。

濱マモル

濱マモル

神奈川県横浜市出身。レコード会社勤務の後、フリーライターへ転身。パチンコ・パチスロやギャンブル系を中心に、野球、音楽、街情報など幅広い分野で執筆する。特技は料理と飲酒で、超常現象好き。ドラマーとしての顔も持つ。

Twitter:@hamamamoru777

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