パチンコ「究極ミッション」……設置されている台を「全部当てる」に挑む!!【孤高パチンカーの挑戦-1】

　また、稼働率のいい1パチコーナーは隣が空いていることはあってもそれが続けて何台も人のいない状況をキープできることが稀。打って当てて近隣の空き台打って、さっき打っていた隣の台が空いたらそこに戻って、みたいな不審な行動でお店の人から目を付けられるのも望ましくありません。

　そこで、1パチコーナー全体の端の台を打ち、当てたら隣の台に移動する方式で最後になる台、つまり逆側の端台に移動するようにしました。実戦するホールは1パチ島が大8列ほどあるので、4つの通路をまたいでウロウロする分にはまったく問題ないでしょう。

　目当ての台を人が打っていた場合はその次に打つ予定の台に移動します。そして、先の台で大当りを引き、移動できる状態になった場合に戻って打てなかった台を打つようにします。1回着席したら当てるまで移動ができない縛りです。

　以上のような基本ルールで実戦しますが、当然コンプリートには何日も時間がかかると思います。仕事の予定なども考慮すると何ヶ月などというスケールになるやも知れません。

　となると、打ち始めた時の機種構成が入れ替えによって変化する可能性があります。というか1週間でできなければ絶対ラインナップは変わるでしょう。

　例えば単純な撤去ではなく、場所を移動するだけの入れ替え作業が発生した場合、すでにパスした機種がまだ打っていない場所に移り変わっていたら、もう一度同じ機種を当てるまで打つケースが発生しますね。なので全機種ではなく全「台」。あくまで台数として計算する形になります。

　ルールとしての大枠ではこんな感じでしょうか。細かいところで何か必要になればその都度対応しますが、私の嗜好性であるとか快適性、娯楽性といったものを徹底的に排除するように編集部が設定してくれました。

　編集部の異常な愛情を肌で感じつつ、次回から実戦スタートです！

（文＝大森　町男）