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パチンコ「究極進化」の仕上がり……隠された「妙味」が脳を焼く!!

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 紹介パチンコ【CR真・怪獣王ゴジラ】

 サブカルとはローカルなのか。

 CR機最後の世代にカウントされる機種は出玉感をウリにするパターンが多かったが、本機『CR真・怪獣王ゴジラ』はどちらかというと連チャン性に比重をおいたマシンである。

 それでも、特徴は300分の1を切る確率ながらヘソで40%、電サポ中なら半分を超える割合で16R約1800個を獲得できる。つまり、出玉力と継続率の二輪を高次元のバランスで確保した美しい調和のとれたスペックとなっている。

 そのスペックを申し分なく堪能できる「STゴジラBOOST」が本機最大の魅力なのであるが、こちらも演出のバランスといい、内部的にはSTか時短か区別がつかないスリリングなゲーム性といい、欣喜雀躍の面白さなのである。

 連続・先読みをメインとしたテンポよく展開していく予告と、チャンス時は多少煽り気味だがいざリーチがかかるとボタン(レバー)一発の潔さに好感が持てるリーチと、演出のバランスも秀逸。そこに適度に挟んでくる確定演出も良き具合で、非常に完成度の高いマシンともいえよう。

 なんだかいつもの「サブカル台」らしくないと見る向きもあろうが、ここからが本題。本機の核の部分に迫る話となる。ここまでの内容はいわば前フリだ。

 では、本機をサブカル台たらしめる要素は一体何なのか。それは演出に出演している役者陣である。

 本機がタイアップしている「ゴジラ」ほどのネームバリューのあるマシンであれば、基本的に映画やテレビといった元となる映像を下敷きにして、登場する人物も本編で起用された名のある役者が出るものであるが、本機は設定や概要こそモチーフを踏襲しているが、ベーシックなストーリーや演出はオリジナルで構成されている。

 つまり、デジタルアクションに関しては、メーカー側で用意した新規のものなのである。そして、そこで起用されている役者の面々がなんとも個性的。別にくさい芝居、大きな演技をしているわけでもないのに妙に存在感があるのだ。

 特に女優陣が登場するとなぜか見入ってしまうのである。ちょっと伝わりづらいが、実際に打ってもらえると納得してもらえるはずである。

 そんななかでも、もっとも気になる人物がX星人役の男性だ。細い一直線のサングラス?をかけているので詳細な表情は読み取れない部分はあるが、動きや仕草などは、福岡で活躍する「麦わらのアッキー」、熊本を拠点に活動している「慶徳二郎」といったローカルタレントを彷彿とさせるのである。

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