パチンコ『北斗の拳』伝説の始まり……「超爆裂マシン」濃厚すぎる「軌跡」を辿る
おまえはもう死んでいる。
この印象的な決めゼリフとともに日本全国の少年たちを虜にした「北斗の拳」は、それから約20年後、すっかり大人に成長しパチンコにうつつを抜かす当時の少年たちに再びワクワクとドキドキを与える存在となったのである。
『CR北斗の拳』。後に伝説となるパチスロ版より1年早い2002年にホールデビューを果たした。当時はタイアップマシンの勃興期を迎え、いかにメジャーで惹きのある版権を獲得できるか、メーカー同士で激しい競争が行われていたような印象があった。
そんな中で、ジャンプ黄金期の主力マンガという鉄板版権がパチンコ化されたのであるが、パチンコ作りにおいてはそれほど力を発揮できていなかったサミーはコンテンツを活かしきれない凡庸な内容とスペックで終わらせてしまった。
しかし、先にも述べた、設置台数60万台という前人未到の大記録を樹立した初代『パチスロ北斗の拳』によって潮目が変わる。
シリーズの代名詞となる「バトルボーナス」をパチンコに組み込んだ『CR北斗の拳伝承』、続く『CR北斗の拳強敵(とも)』は、パチスロ同様のゲーム性がパチンコでもはまり、徐々にファンのハートを掴んでいく。
そのバトルボーナスと同じように、シリーズの礎となるスペック的特質がこの2代目で形づくられた。高い確変割合で連チャン性を重視した『伝承』と1回の出玉に力点を置いた『強敵』。二系統のスペックタイプで、他機種にはないゲーム性の幅と選択肢をファンにもたらしたのである。
こうして構築した周到な下地がついに花開く。『ぱちんこCR北斗の拳ケンシロウ/ラオウ』が大ヒットを記録。特に確変継続率80%を保持しながら右打ち大当りの40%以上が約2400発出玉となるラオウバージョンは多くのパチンカーに支持されたのである。
また、この三代目にはもうひとつ、シリーズを語る上で欠かせない重要なポイントを持ち合わせている。
それが「甘デジ」バージョン『デジハネCR北斗の拳ユリア』である。パチンコ『北斗の拳』シリーズでは、この甘デジタイプの人気がメイン機種に負けず劣らず高い。
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