パチンコ「甘い確率」で「納得の出玉感」。「遊びやすい」このタイプを今打ちたい!
パチンコがトレードオフのゲームである以上多くは望めないが、それでもやはり理想を求めてしまうのである。めちゃめちゃ出してくれる過疎店。打ちたい時に苦労しないで打てる新台。「連チャンも出玉」もあるのに「当りやすい確率」の爆裂機。
最後のスペック的なことについて、打ち手との関係性でいえば、今はかなり充実しているので、選択肢の幅も広い。ただ、町男的にはライトミドルタイプのカテゴリーは他に比べて成熟度が低いように感じている。
このライトミドル域には『シンフォギア』という絶対王者が君臨している影響か、同じようなタイプの機種が目立ち、多様性という意味では不満が残る。たまには、これくらいの確率で「50%突破すれば」とか「どれだけ連チャン乗せられるか」みたいなところから離れてまったり打ちたいのである。
かつては、こういったシチュエーションで打てる機種があった。一般電役である。たいがい1/200を上回る大当り確率で、調整にもよるがたっぷり2300~2400発と一発の出玉感もたっぷり。そして、たまに発生する大当り中の自力連チャンと、ならではの面白さを堪能しつつ腰を据えて遊べたのである。
というわけで、さっそくあの頃の一般電役を打ってみよう。777TOWNの出番である。
777TOWNに設置されている一般電役は『オークス』『ナナシー』『マジカルランプ』の3機種。どれもこのジャンルの名機だが、私としては『ドラゴン伝説』を打ちたかった。本サイトの各種記事で言いまくっている、「今際の際にパチンコ打つとしたら?」の選択肢に間違いなく入る一台である。
まあシリーズ機がホールで打てるからいいだろう。時を戻そう。ちなみに、ぺこぱの面白さを理解できず、すぐに消えるだろうと見下していたが、ここにきてシュウペイがめちゃめちゃ面白いと発覚したのでもうちょっとがんばれそうだ。いや、なんの話をして……もいいじゃないか。
で、どうせならということでくだんの3機種、全部打ってみたのである。
やはり面白い。3つか4つのSPリーチしかなくても飽きずに充分楽しめるのはなんでだろ~。『マジカルランプ』は多彩であったが、演出自体に派手さはなく、煽りといえば当該とハズレ一コマ図柄が多少行き来する程度のものである。
ただ、これが実際のホールでも耐えられるかというと事情が変わり、現代の演出に慣れきった体だと5秒で飽きたりするのであるから人間はわがままである。