パチンコ店「招かれざる客」!? 「緻密な作戦」に「あわやホール営業に影響」も…
元ホール店員のミリオン銀次でございます。
パチンコ店に来店されるお客様の層は時期によって変化がございます。正月やGW、お盆の時期には実家に帰省される方もいらっしゃるため「普段来店されないお客様」を多く目にする事となるのです。
そして夏休みや冬休みの時期には、学業の合間の息抜きとして大学生などの若いお客様が多く来店されるのですが…。
中にはパチンコに「興味を持った高校生」が来店してしまう事もあるのです。
当然ながら、パチンコ店へは18歳未満の入店が風営法によって固く禁じられております。店舗側が18歳未満に対して遊技を許容してしまうと、営業停止や最悪の場合は営業許可の取り消しとなる事さえあるのです。
私の働いていた店舗も、18歳未満の入店には特に注意を払って営業しておりました。ホール巡回の際に未成年と思わしき人物がいないか確認する事を徹底して行っていたのです。見た目が若すぎる方に対しては、身分証の確認を行っておりました。
私も多くの若者に年齢確認を行って入店をお断りした経験があります。身分証の提示をお願いすると「まずい」と判断して逃げ出したり、堂々と高校の学生証を見せられた事も。また「持ってない」と答える方に対しても、18歳以上という確証が取れないので退店していただいておりましたが…。
中には店員の目を欺こうと「悪知恵を働かせる人」もいたのです。今回は私が「18歳未満の遊技を許容」しかけたエピソードをご紹介しましょう。
あれは数年前の3月頃、世間では学生が春休みを満喫している時期でした。「自分も春休みがほしいなあ」などと叶わぬ願いを抱きながらホールを巡回していた時のお話です。