パチンコ店員「大当り消滅」に続く衝撃のミス!? 「クビ」をも意識した苦い思い出…
この時は、該当機種の確変突入時に見込める獲得玉数を補償する事で、お客様に納得していただくことができましたが…。
実を申し上げますと、私は「大当りを消滅」させた時と「同じレベルの衝撃」を受けたミスをしてしまった事がございます。今回は「ホール店員をクビ」になる事すら覚悟したエピソードをご紹介しましょう。
あれは今のように日が沈むのが遅く、夕方の時点では外がまだ明るい夏の日の出来事でした。私は遅番で、ホールリーダーとして責任のある仕事を任されておりました。
勤め先の会社では、精算機の現金やカウンターの機械に特殊景品を収める業務は、ホールリーダーのみが行っていたのです。その他にも色々と責任の伴う業務があるのですが、中には意外な作業も存在しております。
それは、店舗内と外の照明の切り替えです。
「そんなの誰でもできるじゃないか」と思われるかもしれません。ただ、そんな簡単な行為が思わぬ事態を招いてしまったのです。
私は日が暮れて外が暗くなってきたのを確認して、いつものように店舗外の照明のスイッチを入れました。するとホールを巡回していたスタッフから思いもよらない一言がインカムで入ってきたのです。
「銀次さん何か変なボタン押しましたか?」
これを聞いた私は、何を言っているのかさっぱり意味が分かりませんでした。「自分は外の照明を付けただけなのに」と思いながら、不思議に感じてホールの様子を覗いてみました。
すると、そこには真っ暗な空間の中で遊技台の筐体ランプと、液晶だけが光り輝いている異様な光景が目に入ってきたのです。