パチンコ店「あわや大怪我」…「恐怖のトラブル」!? 新人スタッフ「ブチ切れ」を覚悟も…
「大変申し訳ございません!お怪我はありませんでしょうか」と、震え声で話しかけたのです。返ってくるのは罵声か拳か…。私は覚悟を決め、歯を食いしばって反応を待ったのでした。
すると常連様は、おもむろに床に落ちた「最新台」のポップを拾い上げ、「気を付けろよ」と気さくな笑顔でポップを渡してきたのです。
予想外の紳士的な行動に驚きを隠せませんでした。どうやら私の常連様に対する偏見が「あらぬ恐怖」を生んでしまったようです。
「お客様へ個人的な偏見を抱いてはいけない」と身をもって学んだ新人スタッフのエピソードでございました。
(文=ミリオン銀次)