パチンコ「一撃10万発」を現実的にした激烈マシンも!? 問答無用の「一発勝負」…無駄を排除した「究極の勝負」!!
11日、競馬界に激震が走った。なんと100円が4億8000万円に化ける史上最高額の配当が飛び出したのである。
これは「WIN5」というJRAが指定した5レースの勝ち馬をすべて当てる方式のもので、この日は1番人気馬がことごとく勝てず、あるレースで16頭立ての14番人気馬が1着になる大波乱を起こした結果の約5億円である。
夢があるなと思ったら、今までの最高記録も4億7000万とほぼ同じような金額をこれまたWIN5で出しているではないか。しかもここ3年間連続で4億超え馬券が出現している。夢しかない。
パチンコで一発当てようとなれば、その名の通り「一発台」がまっさきに頭に浮かぶ昭和脳。ただ、最近は役物機の躍進も著しいのでそれほど時代錯誤な発想でもないだろう。近々でも『Pスーパーコンビα7500』や『Pワイルドロデオ6750だぜぇ』が登場したばかり。一発台熱、実は高いのである。
しかし、気がつけば外はまっくら。もう夜である。短時間勝負が信条の一発台なので、閉店1時間前でも打ちに行きたいところではあるが、緊急事態宣言で出歩きもはばかられるご時世。家でおとなしくしているしかない。
とはいえ、一度パチンコ打ちたい魂に火が点くと居ても立っても居られなくなるのが真性パチンカーである。こんな時こそやはり「家パチだ」と早速PCを立ち上げるのである。
さて、一発台。まずは初代『コンビ』から。伝統の3つ穴クルーンが紡ぎ出す極上の瞬間は、シミュレーターといえども息を呑んで玉の行方を見守ってしまう魔法の時間。この一発のために生きている!
しかも最初に役物入賞した玉がそのまま手前の大当りに吸い込まれ、まさに「一発台」の本領を体感できた。入賞するまでにそこそこ手こずったとはいえ、わずか1250発、ホール換算すれば5000円で大当りである。
これでだいぶ満足できたが、こうなれば一発台の乱れ打ちである。777TOWNに設置されている一発台を全部打とうと心に決め、次に挑んだのがラプソディ。言わずと知れた激烈爆裂マシンである。
若い諸兄には信じられないかもしれないが、このマシンは役物大当り時に盤面左側にあるミニデジタルで「77」が停止すると10回の大当りが確定する鬼仕様なのである。
しかも10回獲得した際には9回目の大当りで再び件のミニデジタル抽選が発生し、ここで「77」が当るとまたまた10回大当り。その後も出続ければ10回大当りがループするという、リアルで一撃10万発も可能なスペックだったのである。
ただ、「77」の出現率は1/16。そう簡単にはいかないのである。今回も普通に「77」以外の出目で停止し、通常の2回セットで約4500発である。ちなみに、役物機構は6穴回転体で、時計回りに自律する役物のVに入賞すれば大当りとなる。
やはり役物機は面白い。最近のマシンにおける高度に進化した複雑な機構や複数役物の組み合わせからなる突破タイプももちろん面白いが、シンプルな一点集中の「伸るか反るか」のやり取りはやはり興奮するものである。
(文=大森町男)
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