都内パチンコ店が2度目の組合員資格停止…都遊協は「旧規則機」未撤去を問題視
2021年1月11日、アクロスの『沖ドキ!(-30)』をはじめとする多くの旧規則機が撤去期日を迎えた。
昨年には高射幸性機として区分されたユニバーサルブロスの『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』、大都技研の『押忍!サラリーマン番長』なども期日満了。大半のホールが6号機などへの入替で切り盛りする一方、パチンコ・パチスロ産業21世紀会が定めた決議を遵守せず、これらの旧規則機を設置し続けているホールもある。
パチンコホール4団体の「誓約書確認機関」には、そんなホールに対する「通報・確認システム」への通報が多数、寄せられている。同システムは決議を遵守していない店舗を発見した際、業界関係者でなくともスマートフォンなどで簡単に通報できるシステムで、2020年10月19日から運用が始まった。
そんな中、東京都遊技業協同組合は先日、定例理事会で組合員パチンコホール「パールショップともえ町田609」の組合員資格の停止を決議したとのこと。業界各誌が報じている。
同ホールは2020年5月20日にパチンコ・パチスロ産業21世紀会が定めた「旧規則機の取り扱いに関する決議」や、2020年7月21日都遊協理事会で決議した「パチンコ・パチスロ産業21世紀決議の承認」に違反。撤去期限を経過した高射幸性機などを稼働させたことが、都遊協規約の資格停止事由に該当したという。
同ホールは昨年11月にもパチンコ・パチスロ産業21世紀会決議に対する誓約書を提出せず、同様に認定切れ高射幸性機を設置営業したことで60日間の組合員資格の停止処分を受けたばかり。今回で停止処分は2度目となり、期間は前回よりも長い180日間とのことだ。
カクタの「パールショップともえ」に関しては、件のホールのみならず、他の多くのホールでも旧規則機の設置が確認されている。中には増台するホールもあるなど、そのやり口はかなり悪質ともいえる。
コロナ禍の影響を鑑みた「旧規則機の設置期日延長」は、国家公安委員会と業界との信頼によるものである。その信頼に応えるべくパチンコ・パチスロ産業21世紀会は旧規則機の取り扱いについて決議した経緯があるだけに、未撤去は背信行為とも捉えられかねない大問題。同社の、今後の動向に注視したいところである。
なお、組合員失効のデメリットとしては、都遊協から通知される文書や連絡が届かなくなる、組合の各種事業活動へ参加ができなくなる、組合主催のファン感謝デーに参加ができなくなるといったものがある。加えて、資格停止処分が行われた際は関係団体と行政へも通知・報告される。
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