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パチンコ「より安心」できる環境づくりへ。日遊協が東京都と連携で「コロナ対策」点検確認を開始

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 特定都府県で発令された緊急事態宣言の効果か。新型コロナウイルスの新規感染者数は減少傾向にあったものの、下げ止まりの状況が続いている。そんな中、日本遊技関連事業協会(日遊協)は、東京都が補助金にて業界団体の取り組みを支援する「団体向け新型コロナウイルス感染防止対策自主点検等支援事業」に参画し、その取り組みを開始した(2月1日~2月28日まで)。

 日遊協は昨年、新型コロナウイルス感染症対策に関する「産学連携」共同研究プロジェクトチーム「コロナ対策コンソーシアムPT」を組成。過去の知識や誤った認識を社会学やウイルス学などの最新知見によってアップデートすることで過剰な対策、不足する取り組みを科学的な裏付けをもって軌道修正し、起こり得る新たなリスクに対して科学的根拠に基づく適切な対応ができるように活動中だ。

 今回の取り組みは日遊協ホール会員企業の東京都内所在ホールが対象で、日遊協事務局職員の点検指導員が、各社ホールに訪問。東京都作製の「総合支援事業用チェックシート」を用いてホール内の感染防止対策状況を点検し、対策状況に問題がなければ「感染防止徹底宣言ステッカー」に点検済みシールを貼付する。

 一方、対策状況の改善が必要な場合は、店舗責任者にその旨を報告。2週間後に再点検を実施。また、これらの点検確認結果は日遊協から東京都へ報告する。

 点検確認項目は、「手洗いの徹底・マスクの着用について」「ソーシャルディスタンスについて」「3つの密を避けた行動について」「施設の清掃・消毒」「利用者・従業員の体調管理について」などに、「業界ごとの個別チェック項目」も追加。この個別チェック項目については、「機械の効果音等を最小限のものとし、利用者間で会話を行わないように注意喚起を行っている」「通路等で立ち見がないように呼びかけを行っている」などがある。

 ほとんどのホールが新型コロナウイルス感染防止対策を徹底しているものの、コロナ慣れしてしまったのか、一部では、そうと感じられないホールも確認できる。こういった取り組みによって安心してパチンコ・パチスロが楽しめる環境が作り出されるのであれば、ファンとしても喜ばしきことである。

 なお、詳しい点検確認項目及び点検確認済ホールの一覧は日遊協のHPで閲覧可能だ。

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