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パチンコ「完璧な調和と規律」で「文句なしのゲーム性」を実現!「盤石の王者」の勢いを加速させたヒット作!!

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 近日、コンビニにおけるプラスチック製スプーンも有料化を検討しているといったニュースが話題となった。こういった環境への配慮は鋭さを増すばかりで、SDGsやESGといった新たなワードがにわかに注目されだしたりと、環境保全の流れは世界規模で展開されている。

 気候変動が問題視されて久しいが、日本ではここ10年で35度以上の日が大幅に増えていると、2007年に「猛暑日」が流行語にノミネートされていた。

 このような夏が夏すぎる事態が巻き起こっていたが、その同じ年に『CRスーパー海物語IN沖縄』が登場していて興味深い。振り返ってみると社会情勢や世相を反映するようなパチンコ機を再発見するのが面白いのである。

 さて、『CRスーパー海物語IN沖縄』。『海』シリーズとしては、初代、新海、大海、スーパーの流れで登場した5番目のタイトルマシンとなろう。

 シリーズとしては、前述のほかにハイパー、プレミアム、デラックス、アクア、ドラムといった前冠系と、カリブ、アグネス、地中海、JAPAN、タレント名の前置詞系である2系統に分類されるが、前置詞系でいえば『IN沖縄』は最大のヒット機種である。

 同じ前置詞でもタレント名が絡んだタイアップ機種『with』においては『アグネス・ラム』も負けてはいないが、バリエーションの多彩さでは大海、スーパーと並ぶ『海物語』のトップブランドとなっている。

 この『沖海』の人気を支えているのは演出のバランスの良さだろう。『CR大海物語』『CRスーパー海物語』と継承されてきたプレイヤーの好みによって選択できる3つの演出モードが秀逸で、「海」「マリン」「沖縄」の3モードはそれぞれに完成度が高いうえに、ほかのモードがお互いに補完しあえるような関係性を保っているのである。

 いわばジャンケンのような完璧な調和と規律によってゲーム性が保たれており、この時点で「選べる3つのモード」機能は100%の完成形として到達していたのである。

そ れにもかかわらず、『CRスーパー海物語IN沖縄4』において「ハイビスカスモード」を加えた4つのモードに進化させ、より完璧なものに仕上げた時は度肝を抜かれたものである。『海物語』の理想形のひとつといえるのではないだろうか。

 一方、スペック的な部分でいえば、「突確」を搭載したことで、それまで伝統的に50%だった確変割合がメイン機種の『MTA』では54%にアップ。マリンちゃんが突然登場し、図柄高速変動後にチャンス目停止で突確に突入する演出と合わせて、『海物語』に新味を加えた。

 また、『スーパー海物語』から取り入れられた甘デジタイプも『沖海』人気に拍車をかけ、1台枠の色から取った『黄海』などの愛称とともに長く稼働する1台となったのである。

 ちなみに、甘デジはSTタイプで、5回転の限定確変と20or45or95の時短が付与される『甘海』スペックのプロトタイプとなっている。

 完全告知など、沖縄要素をパチンコの定番にした立役者でもある『CRスーパー海物語IN沖縄』。パチンコを統べる王者『海物語』の中でもとびっきりに熱いマシンである。

(文=大森町男)

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