「有名パチンコ店」が惜しまれつつも閉店。SNS上ではライター達が悲しみの声…
娯楽の多様化に、規制によるギャンブル性の低下。ただでさえパチンコ・パチスロ離れが進む中で、追い打ちをかけるかのようにコロナ禍での不況が業界に大打撃を与えている。
1回目となる昨年4月からの緊急事態宣言以降、パチンコホールの閉店が続出。2021年3月だけでも30店舗近くが閉店を余儀なくされ、その中には大手チェーンの大規模店舗も含まれている。
SNS上のあちこちで見られる悲しみの声。そんな中で、ひときわ多くのメッセージが寄せられていたのが、東京都高田馬場の「コスモ高田馬場店」だ。
同店は、グランド東京グループのアミューズメント事業「株式会社コスモジーテ」が手掛けるパチンコホール。他には「コスミック八王子本店」「コスミック八王子2号店」「コスモ光が丘店」「コスモ相模原店」がある。
早稲田大学や東京富士大学、ESPエンタテインメント東京や日本美容専門学校など、高田馬場といえば多くの大学や専門学校があることで有名な一方、コアなパチンコ・パチスロファンの間では「パチンコ必勝ガイド」や「パチスロ必勝ガイド」などでお馴染みの出版社「ガイドワークス」がオフィスを構えていることでも知られている。
それ故、同店には多くの業界関係者が遊技客として来店。足繁く通う者たちも少なくなかった。
2021年3月31日の閉店。その情報を耳にした有名ライターは、Twitterで「公私ともに30年以上、お世話になった店。残念です」とツイート。別の有名ライターは「すごく出した記憶はあまりないけど、徹夜明けでウトウトしながら打ったなぁ」などと回想した。
また、多くのパチンコ・パチスロファンからも「ショック」「マジか」などとのコメント。営業最終日にはお別れ収録も行われたようで、閉店の瞬間を見守るファンやライターもいたそうだ。
昨年から世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスは、日本でも変異株による患者数が増加するなど、依然として収束が見えない。
加えて、2021年11月30日には全ての旧規則機が認定期間満了を迎え、撤去が義務付けられている。パチンコホールには多くの負担がかかるだけに、残念ながら、今後も閉店するホールが増える可能性は否定できないだろう。
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