甘デジ「驚異の爆発力」を生み出す!? 不安要素はあるも…ヒットを予感のパチンコ新台の魅力に迫る!!

　大手メーカー「ユニバーサルエンターテインメント（以下、ユニバーサル）」と言えば、「バジリスク絆」や「ゴッド」シリーズなどを発表し、パチスロ業界に革新をもたらしたと言っても過言ではない。

　そんなユニバーサルがパチンコ分野へも激アツ機を投入。グループ会社である「メーシー」より、ヒット作『バジリスク絆』のゲーム性を落とし込んだ新機種がデビューを果たす。

『Pバジリスク〜甲賀忍法帖〜2 朧の章』（メーシー）

大当り確率：1/99.90→1/83.48
確変突入率：90%（ST100回）
電サポ：30回 or 100回 or 299回 or 399回
遊タイム：379回（通常時299回転消化で発動）
〇〇〇

　甘デジバージョンとなる本機は、通常時の「10R確変」当選で特化ゾーン「夢幻の刻（ST100回+時短299回）」に突入。次回大当りが濃厚となる。大半は「破幻の刻（ST30回or時短30回）」へ移行し、大当りを引くことができれば「バジリクスラッシュ」に突入だ。

　本機は「潜伏確変」が備わっており「ST30回」をスルーした場合、潜伏（高確率）となる。回り次第では「即ヤメ厳禁」という点に注意しておこう。個人的な意見だが、高確率（1/83.48）となるため台の状態次第では即ヤメも視野に入れておくべきだと思う。

　ST中は大当り確率「1/83.48」の当りを目指しつつ、特化ゾーンを絡めて大量出玉を狙う仕様だ。ST100回転での継続率は「70%」となるため、特化ゾーンを絡めないと出玉的には伸びにくい印象だ。

　本機のスペックは非常に複雑となっており、その点が気になるところ。過去に「潜伏確変」を搭載した機種はいくつもリリースされたが、ヒットした機種は数えるほどしかない印象だ。確変or通常の判別は容易ではなく、ヤメ時に困るユーザーが多いのも事実だ。

　しかしながら、成功の可能性は感じる。遊タイムからの大当りも、特化ゾーン「夢幻の刻（ST100回+時短299回）」へと繋がるため率先的に狙っていきたいところだ。

　パチスロで絶大な人気を誇っていたシリーズなだけあって、期待するファンも一定数いる新台だろう。導入予定台数は「約2,500台」程と控えめだが、スペックとしては非常に面白い要素もある。ロングヒットに期待したいところだ。

（文＝ひろ吉）

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