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甘デジ“爆裂”仕込みの「1000発」供給マシンも話題!「一人勝ち」状態となったトップメーカーの戦略を振り返る

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 パチンコのトップメーカー・三洋物産。設置台数のランキングでもトップ10中7台が三洋の機種で占められているほどである。その三洋の看板機種といえば『海物語』シリーズ。先の設置台数ランキングで6機種が同シリーズという人気を誇る。もはや一人勝ち状態といっても過言ではない。

 そして、一大ブームを巻き起こした『P大工の源さん超韋駄天』。これほどわかりやすくヒットし、市場を席巻していった機種も久しぶりではないだろうか。『ぱちんこCR真・北斗無双』以来であろう。

 この『海物語』や『大工の源さん』に代表されるように、三洋といえばオリジナル機種のイメージが強いが、タイアップ機が8割を占めるようなご時世、もちろんタイアップ機種も積極的に導入している。

 ただ、先に挙げた『海物語』や『大工の源さん』が比較的年齢の高い層をターゲットにしているためか、2000年代前半の版権マシンのラインナップはそのファン層からの流入を意識したようなコンテンツが目立つ。

 三洋グループ初となるタイアップ機は動物研究家・畑正憲をフィーチャーした『CRムツゴロウの動物王国』である。同タイトルのテレビ番組は国民的な人気を博したが、演出のベースは『海物語』でオールドファン向けの内容といえるだろう。

 その後もタイアップ機はこの路線を踏襲。その次の版権マシンは『CR加山雄三~海とエレキの若大将』で、「海その愛」や「旅人よ」といった加山のヒット曲が堪能できる。

 そして、この年配向けタイアップ路線の最高峰といえるのが『CR釣りバカ日誌』および『CR男はつらいよ』となる。どちらも日本を代表する笑いあり涙ありのホームドラマである。

 実写映像をふんだんに使用した豪華な演出ながらつくり自体はシンプルに仕上げた内容で、原作の魅力を余すところなく盛り込みながら絶妙にパチンコに落とし込んだ手腕はさすが。

 さらに、『CR釣りバカ日誌』はコメディー要素を尖鋭にし、パチンコ独自のパロディ演出が満載。シリーズ機も製作された人気機種となったのである。

 そんな年齢層高めのファンを大切にする三洋の新機種も中高年が楽しめそうなものとなっている。それが『PAスーパー海物語IN JAPAN2金富士99バージョン』で、演歌の世界観を組み込んだ『金富士』の甘デジタイプとして登場する。

 最大の特長は出玉感。ヘソ・電チュー共通で大当りの半分以上が最大出玉となる10ラウンド約1000発を獲得できるようになっている。さらに、その10ラウンド大当りの一部で298回転の時短が付与されるスペシャルモード「金富士ゾーン極」が搭載されているのである。

 そのほかにも379回転の遊タイムが用意されているなど、連チャントリガーも待機。刺されば甘デジに似つかわしくない出玉量を獲得できるなど、従来の『海』とは少し違うタイプのゲーム性を楽しむことができる。

 安定安心の年配向け三洋タイアップ機は、これからもパチンコファンの癒やしとなるであろう。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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