パチンコ店「新台入替」を潰す緊急事態!? 支えてくれる「〇〇」がまさかの…
そこからは全力で作業を開始。初めに納品された新台の製品番号のチェックと取り付け先の台番を確認し、更にそれから台の移動を行う必要があります。これを急ピッチで終わらせ、そこから取り付け作業にとりかかりました。
取り付け時間は1台あたり約3分。これを2人で30台ですので、90分はかかります。この時点で朝7時は過ぎるので、そこから配線の取り付けや傾斜調整、動作確認の試し打ちを行ったとして、朝9時に間に合うかどうか…。
私もかなり焦っていました。一緒にいた先輩スタッフも「ヤバい…ヤバい」を連呼するほどに追い込まれていたのです。正直に申し上げれば、この状態で作業を進めてもトラブルなく開店を迎えることは不可能な状況でした。
「詰み状態」を悟った私は、店長へ連絡を入れて応援を要請。それによって複数のスタッフが手伝いに駆けつけてくれることとなり、なんとか開店までに作業を終えることができたのです。
ギリギリ間に合ったので本当に良かったですが、この時のスリルは今思い出しても冷や汗が出てまいります。そんなエピソードでございました。
(文=ミリオン銀次)
<著者プロフィール>
ホール店員・雀荘店員といった職種を経験。それらを活かし、ライターとして活動中。特に力を入れているのはパチンコ・パチスロ分野で、自身の遊技体験やホール店員時代のエピソードを中心にしたコラムを執筆している。パチンコ・パチスロ歴は10年以上で「打ちたい台をトコトン打つ」がモットー。結果として、目も当てられない大敗を多く経験。「悲惨なエピソードも明るく紹介したい」といった拘りを持つ。
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