甘デジ「手堅いスペック」で狙うは「10万発」!思わぬ「アクシデント」が連チャンを生み出す!?
水前寺清子は言うのである。幸せは歩いてこない。だから歩いていくんだねと。三歩進んで二歩下がる、これもまた人生、いや、これこそが人生そのものなのである。まあ、ここまではええわい。「人生はワンツーパンチ」ってなんじゃい!
しかし一方で、町男はワンツーパンチで人生をモノにしたいとも思う。ワンツーパンチで甘デジ10万発を達成すべく、今日もパチンコに立ち向かうのである。
さて、前回は最後に『慈母』の愛によって事なきを得た。したがって、今回も「愛」について語り合いたい。「愛」といっても、もちろん『どきどき愛LAND』ではない。パチンコ機最大のメロドラマ『冬のソナタ』である。
『ぱちんこ冬のソナタRemember Sweet Version』。次回ループと10%の1000発出玉由来の安定感が頼もしい甘デジで、前回立てた「冷静に手堅い勝負を狙う」立ち回りを継承する形となる。
打ち始めたのが292回転からということで初期投資に手間取らないと目論んだのだが、これが大当り。16回転で初当りを射止めるとこれが10ラウンドと最高のスタートをきることに成功。
しかも、これまでワンセット攻勢に泣かされてきた確変も3連チャンしてくれて、1500発を超える持ち玉とだいぶ楽な展開に持っていけそうである。
次に打ったのは『CRぱちんこAKB48 バラの儀式 Sweet まゆゆVersion』。これは色気を出してRUSHでさらに出玉を上積みしようと考えたわけではなく、なんかすぐ当りそうな予感がしたという超気分的な理由である。
この気の緩みが大きな代償を払うことに。初当りまで167回転もかかったうえに回りムラがひどくてさっきの出玉の2倍以上を費やす結果。ただ、幸運にも50%のRUSHを引っこ抜いて4連チャン。
連チャン中は払い出しの玉がなぜか下皿に直接繰り出されるトラブルに見舞われ、下皿にたまった玉を抜きながら、減っていく上皿に手で玉を送り込むという謎の作業に追われた。さらにパーソナルシステムのユニットが詰まって、出玉を排出できなくなるという連チャンを喜ぶどころではなかったのだが…。
「不具合があるほうが当る、連チャンする」のパチンコあるあるによって深手の傷を軽傷化できたのはこれ幸いではあったが…。さて、次の機種をどうしようかとシマをウロチョロすると、なぜか稼働がアップし空き台がほどんどない状態になってしまった。
ようやくありつけたのが『PAコマコマ倶楽部@エイジセレクト』。100%突入のSTだが、そこで大当りを射止めないと連チャンモードにいかない突破型なので、当初の予定とは違うタイプの機種である。
なんとなく嫌な雰囲気がそのまま結果に現れた格好で、30回転で初当りを獲得したのは良いものの、10回転のST「コマアコマチャンス」で100点取れず、単発終了。やっぱり三歩進んで二歩下がるような展開で幕を閉じることとなった。
【F店】
・今回のトータル出玉 +1286発(シーズン総収支 +4815発)
・実戦機種 3台(計21台/50台)
これまでの結果
A店【実戦機種26台、コンプリート(大当りさせた)台、16台/33台中・収支 -12249発】
B店【実戦機種21台コンプリート、収支 -16314発】
C店【実戦機種40台コンプリート、収支 +3917発】
D店【実戦機種20台コンプリート、収支 +12249発】
E店【実戦機種20台コンプリート、収支 -803発】
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
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