パチンコ「3万発」も余裕のドラマチック仕様!「最低3900発」が約束される超モードは激アツ!!
ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、王道の次回ループタイプにスペシャルアレンジが加わり出玉性がエンゲージされた『Pめぞん一刻~Wedding Story~』(以下めぞん5)だ。
これまでシリーズ機が4機種登場したパチンコ『めぞん一刻』だが、第3弾となる『CRめぞん一刻~好きなのに~』以外はすべて次回ループタイプとしてリリースされた。人気シリーズでも時代の変遷に合わせてスペックタイプをアレンジすることがある程度容認されている環境で、次回ループにこだわる機種も珍しい。
ただ、今作では次回ループを保ちながらもP機の連チャン攻勢、出玉沸騰ムーブメントに合わせた新機軸のゲーム性が組み込まれている。
本機の右打ちモードは3種類。まずは確変「Wedding Road」で、確変突入率が60%の次回大当りまで電サポが続く通常の確変モード。次に時短の「Wedding Road」があり、確変中に移行する場合は100回転、通常時からだと200回転の電サポが付与される。
そしてもうひとつが右打ち中の確変の一部から突入する「祝言確変」と呼ばれる「Wedding Road祝言」で、確変突入率が100%となる次回大当り濃厚モード。つまり、2回ループの仕様となっているのである。
さらに、図柄揃いの大当りはすべて10ラウンド約1300発出玉となっているので、突入時の祝言確変10ラウンド+次も確変濃厚10ラウンド+ここで通常の確変に落ちてさらに通常大当りを引いたとしても10ラウンドと、祝言確変に一度突入すれば最低でも約3900発が約束されるようになっている。
このように一段上の破壊力を装備した出玉性能が各所でも猛威をふるい、「祝言5連を含む20連チャン」「半日で3万7000発」「一撃27連3万発」と爆発力をいかんなく発揮している。
また、初当りで確変が取れなかった場合でも200回転の時短による引き戻しも発生しやすく(理論値は約46.6%)、通常大当りからでも連チャンに繋げたり、連チャンがいったん終了しても時短で繋がったりとドラマチックに事を運んでくれるのである。
ただ、速度はまったく追求していないので、その点を踏まえた遊技が必要である。爆発力があるからとあまり遅い時間からトライするのはおすすめできない。
さらに遊タイムも非搭載となっているので打ち方や立ち回りは本機の性能を把握したうえで行うのが吉であろう。とはいえ、ボーダーが甘いスペックなのは間違いないので、条件が良さそうならゴン攻めしたいところである。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
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