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パチンコ店『ミリオンゴッド』激アツ状態のハイエナを阻止!? お宝台の眠る「特別期間」のエピソードもご紹介!!

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 大勢の人々が羽根を休める連休は、サービス業にとって大忙しとなる時期でございます。それはパチンコ店においても同様。タイムリーな連休となるお盆休みなどは、大勢のお客様が来店してホールが活気に満たされることとなります。

 そのような状況において「思わぬお宝台を発見できる」ということも、あるのではないでしょうか。その理由として、来店されるお客様の層が通常営業と異なる可能性が高いという点が挙げられます。普段ホールで遊技されない方が、連休を利用してパチンコ・パチスロを嗜まれるケースも少なくありません。

 このような方々は、スペックやゲーム性、そして「狙い目」を理解せず楽しまれている可能性があります。ボーナス期待度の高いゾーンや、天井の手前で止めてしまうという状況が生まれることも珍しくないのです。

 これまでは主にパチスロ機種で起こり得た状況ですが、現在はパチンコにも天井に似た遊タイム機能が搭載されています。これらの知識がないままお客様が遊技すれば、思わぬお宝台が生まれることも大いにあり得るということなのです。

 私がホール店員だった頃も、実際にこのような場面に何度か遭遇したことがあります。特に印象に残っているのは、パチスロ『押忍!番長3』を天井間近で止めてしまったお客様です。

 この機種の天井はちょっと特殊で、ゲーム数ではなく「ベル回数」で管理されています。最大で「ベル200回成立」でARTに当選するのですが、この方は「ベル190回成立」というあり得ない状態で席を立ったのでした。

 期待値の塊ともいえる台だったので、当然のように他のお客様がハイエナを決行。このARTが伸びて、2000枚オーバーの出玉を獲得したのです。止めてしまったお客様に対して、何ともいえない感情が芽生えたのを思い出します。

 席を離れるタイミングで、「止めたらもったいないですよ」と、お声がけしたい気持ちで一杯でした。しかし、勤め先のホールでは遊技に関する口出しは固く禁じられていたため、それができなかったのです。

 それは何故かと申しますと、ホール側がお客様を引き留めることで、予期せぬトラブルが生じる可能性があるからに他なりません。

 仮に遊技続行を促して天井で当ったとしましょう。それが単発スルーとなれば「打たなければ余計な投資をせずに済んだ」と責任を追及されることにも繋がりかねないのです。また、他のお客様からは「特定の人物にだけヒイキしている」と受け取られてしまいます。

 このような理由から、お客様に対して遊技に関する口出しは一切禁止されていたわけですが…。

 過去に一度だけ、「このルール」が適用されなかったケースがございました。お客様にとって知識不足が致命的となる「とある機種」の登場が、ホールの規則を捻じ曲げる異例の事態を引き起こしたのです。

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