大手サミー「パチンコ事業」は赤字も…エンタテインメント事業はプラスで黒字に 秋以降に「主力タイトル」投入を集中させる予定か
大手パチンコ・パチスロメーカーのサミーや、ゲームメーカーのセガなどの持ち株会社であるセガサミーホールディングスは8月6日、2022年3月期の第1四半期決算を発表した。
これによると、売上高は前年同期比22.9%増の594億4,700万円、営業利益は38億4,400万円、経常利益は34億8,400万円、純利益は29億4,000万円。前年同期の売上高は483億8,200万円、営業損失は38億5,100万円、経常損失は40億9,900万円、純損失は33億100万円だった。
遊技機業界においては、来年1月末に予定されている旧規則機の撤去期限に向けて新規則機への入れ替えが進んでおり、パチンコ遊技機は新規則機の人気タイトルが複数登場。パチスロ遊技機は本年5月より、新基準機6.2号機の型式申請が開始された。
このような環境下、遊技機事業はパチスロ遊技機として軽快なテンポで上乗せが発生するストレートライブATが魅力の『パチスロAngel Beats!』、4号機時代の名機に技術介入要素を組み込んだ『パチスロガメラ』の2機種をリリース。
パチンコ遊技機はハイクオリティなグラフィックで原作の世界観を再現した『P甲鉄城のカバネリ』、北斗の黄金フローを完全復活させた『P北斗の拳8 救世主』、サバチャン突入で約3,000個の出玉を得られる『P超ハネ獣王』の3機種を発売し、パチスロ遊技機は9,000台、パチンコ遊技機は15,000台を販売した。前年同期の販売台数は、パチスロ遊技機は485台、パチンコ遊技機は177台だった。
以上の結果、売上高は前年同期比282.8%増の103億6,100万円、経常損失は14億9,400万円(前年同期は経常損失85億3,200万円)となった。
これに対して、エンタテインメントコンテンツ事業部はコンシューマ分野でリマスター版や欧米版を中心とする新作タイトルを発売し、658万本を販売(前年同期は1,298万本)。F2Pにおいても既存タイトルと共に堅調に推移した。
アミューズメント機器分野はUFOキャッチャーシリーズやプライズ等の販売が好調。映像・玩具部門においても劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』を公開したほか、定番製品を中心に販売した。
以上の結果、売上高は前年同期比4.8%増の474億4,000万円、経常利益は同3.1%増の85億3,300万円となった。
また、リゾート事業の売上高は前年同期比233.6%増の15億5,000万円、経常損失は19億5,900万円(前年同期は経常損失21億3,500万円)となった。
今後の見通しとして遊技機事業では、新規則機への入れ替えが加速すると見込まれる第3四半期以降に主力タイトルを含む新作投入を集中するとのこと。本年5月の公表と変わらず、通期の連結売上高は3120億円、営業利益は200億円、経常利益は200億円、純利益は140億円とした。
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