甘デジ「10R比率85%」「100%ST」の激アツ仕様!!
2000発が連チャンする出玉性能でホールを駆け巡っている『P暴れん坊将軍 双撃』が人気の藤商事。
最近は、ど真ん中ではない少し風変わりなスペックやシステムを駆使しながら、それとは気づかせずに普遍性をもたらそうと機械づくりに取り組んでいるような側面もあろう。
また、メーカーを挙げてライトミドルスペックの推進に注力するなど、パチンコ台そのものの魅力を高めようと研鑽を積んでいて、現在のニーズである出玉力や連チャン性を追求したマシンも多く輩出している。
その姿勢はたとえ甘デジといえども妥協はない。『Pリング呪いの7日間2FWA』を打てばそれが理解できるであろう。
本機は100%確変に突入するST機であるが、ST単体では連チャン性が低めに設定されており、初当り後の電サポモードにてロング時短付きの上位モードへ突入可能となるST突破型のゲーム性となっている。
初回の電サポモード、ST30回と時短10回の「覚醒チャレンジ40」では大当り期待度が約33.2%となっているが、プラスで115回転の時短が付与される最強モード「呪いの連鎖」では残保留4個を含む引き戻し率が約77.7%までアップするのである。
したがって、遊び方の流れとしては、まず1/99.9の初当りを狙い、その後に移行する「覚醒チャレンジ40」で大当りすることができれば最上位モードの「呪いの連鎖」を目指す、というふうになる。
ちなみに、ヘソ抽選から最上位モード直撃は0.5%とめったに起きない。その一方で、2ラウンド大当りでは「電サポなし」の潜確移行が存在するので注意したい。「貞子接近チャンス」から移行する「呪いの7日間モード」が内部的に確変となっている。
本機の確変は大当り確率が1/99.7と通常確率をほとんど変わらない設計となっているが、だからといって潜確モードを捨ててしまうのは早計。じつは潜確モード中の大当りは必ず「呪いの連鎖」に突入し、潜確ループどころか「覚醒チャレンジ40」も飛び越えてくれるのである。
また、77.7%の継続率を誇る「呪いの連鎖」は大当りの85%が最大出玉となる10ラウンド約1000発という従来の甘デジではなかなか存在しない出玉感も装備されており、ループと出玉の高次元な循環による出玉力を体感できるようになっている。
その一方で、ミドル・ライトミドルの兄弟機には搭載されていた遊タイム機能が本機には未装備。前述のシリーズ機のような感覚で立ち回ると危険な目に遭うことになる。
これまで紹介してきたスペック能力を、貞子に手を掴まれる新たな恐怖を生み出す「貞ジョグ」などの演出とともに楽しもう。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
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