甘デジ「大当り確率約1/40」で「200連6万発」も余裕!? 最大「約97％ループ」規格外の“怪物”!!

「変則スペック」やクセの強い仕様の「一風変わったマシン」など、個人的に思い出深いパチンコorパチスロを綴らせていただく本コラム。

　今回は大当り確率が「約1/40」という破格の当りやすさながら、最大継続率「約97％」を誇る規格外マシン『ぱちんこCRスーパーロボット大戦OG』です。

　本機は稀代の爆裂マシン『ぱちんこCR真・北斗無双』が導入された2016年に、サミーによってリリースされました。時期的には継続率65％の規制がかかるちょっと前。思えば、この頃は魅力的なマシンが数多くホールに設置されていたように記憶しております。

　その中の一つである『ぱちんこCRスーパーロボット大戦OG』も、複雑なスペックながら一部ユーザーからは絶大な支持を得ていたマシン。驚異的な連チャン性能を武器に、「100連3万発」「200連6万発」といった爆発的な記録を生み出したのです。

　では、どのようなメカニズムで、それを成し得ているのか。それはRUSHへのハードルを極限まで高めているからに他なりません。

　先述した通り、大当り確率自体は「約1/40」という軽さ。更に大当り後は100％ST状態（70回転・大当り確率：約1/25.4）の激アツ仕様なのですが、その実態は半数以上が「1R+電サポなし（潜伏確変）」となります。

　RUSHへの第一関門は「電サポ付き大当り」を射止めることです。付与されるのは「電サポ1回or5回or9回or100回」。潜伏確変中は「電サポ1回」が16.5％。「電サポ5回」が12.2％で、残りは5％にも満たない振り分けとなっております。これを勝ち取らない限りはスタートラインにすら立てないのです。

　これに続く第二関門として、電サポ中に大当りさせなくてはなりません。現実的に獲得できる電サポはほとんどが「1回or5回」。このわずかなチャンスの中で、約1/25.4の大当りを引くことができれば、念願のRUSH突入となるのです。

　また、RUSHの条件はあくまで「電サポ中」。仮に電サポが終了した状態で「残保留4個」のいずれかで当っても、RUSH突入が約束されないという鬼のような仕様でした。

　電サポつき大当りの大半を占める「電サポ1回」で引き戻す確率は、私のどんぶり勘定で4％未満…。それを踏まえれば、滅多に来ない「電サポ5回」ですら突破することは難しいです。本機は突破型マシンの中で、トップクラスの難易度といっても差し支えないでしょう。

　ただ、そんな針に糸を通すような作業に成功した先には、めくるめく大当りの連打が待ち構えています。100連すら目指せる圧巻のRUSH性能。その全貌は次のとおりです。