パチンコ店の「暴力行為」連発ニュースで思い出す「苦い記憶」… 閉店後まで続いた“攻撃”とは
すると天使のような笑顔は、みるみると般若の如き恐ろしい表情に変化。「ふざけんな! ここまでハマったんだぞ!」「納得できん。閉店後も打たせろ!」と、すごい剣幕でまくし立ててきたのでした。
「お気持ちは分かりますが決まりですので…」と説得しても、聞く耳を持ってくれません。私の言葉を無視し、「確変が終わるまでやめるか!」などと怒鳴りながら遊技を続行されようとしたのでした。
こうなると私の力だけでは、事態の収拾は不可能です。私は上司を呼んで一緒にお客様を外へ連れ出し、あの手この手で説得を続けたのですが…。最初のうちは全く冷静になっていただけず、ここでは紹介できないような強烈な罵声を浴び続けました。
私の繊細な心はズタボロでしたが、耐えて…耐えて…何とか納得していただこうと、説得を続けたのです。どれくらいの時間を要したでしょうか…ようやく、お客様も怒りが収まってまいりました。
少し暴れだしそうな感じもあったので、警察への連絡も視野にいれていたのですが最終的にそのようなことにはならず、解決をすることができたので本当に良かったです。お客様は全く納得していませんでしたが…。
パチンコで熱くなってしまう事はあるでしょう。しかし、このようにホールや周囲の方へ迷惑をかけるような行為を起こすことはいけません。「適度に遊ぶ」という事を大前提として、楽しんでいただければと思います。
(文=ミリオン銀次)
<著者プロフィール>
ホール店員・雀荘店員といった職種を経験。それらを活かし、ライターとして活動中。特に力を入れているのはパチンコ・パチスロ分野で、自身の遊技体験やホール店員時代のエピソードを中心にしたコラムを執筆している。パチンコ・パチスロ歴は10年以上で「打ちたい台をトコトン打つ」がモットー。結果として、目も当てられない大敗を多く経験。「悲惨なエピソードも明るく紹介したい」といった拘りを持つ。
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