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セガサミーが国内初の取組み! 本社の使用電力実質「100%」グリーン電力化へ

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 サミーやセガなどの持ち株会社であるセガサミーホールディングスはこのほど、住友不動産と東京電力エナジーパートナーの協力のもと、日本の再エネ電源総量の増加に直接寄与する、「新設太陽光発電所由来」の生グリーン電力をオフィスビルのテナント専有部に導入するスキームを構築し、グループ本社の専有部に導入することを決定。その旨を、公式HP上で発表した。

 同グループは省エネの取組みと高環境性能ビルへの拠点集約により、大幅なエネルギー削減を実現している。さらなる環境保全やCO2排出量の削減に向けて、国内で初めて東京電力エナジーパートナーの「サンライトプレミアム」を活用した「追加性を有する生グリーン電力」を導入するそうだ。

 太陽光発電でまかなえない夜間等は、非化石証書を活用することで、グループ本社の使用電力を実質的に100%グリーン電力化する模様。導入は2021年12月を予定しているそうだ。

 同グループは2018年にグループ20社の拠点を環境性能の高い住友不動産大崎ガーデンタワーに集約統合し、3割強のエネルギーを削減。今回は「Environment(環境)」「Empathy(共感)」「Edge(尖り)」「Economics(事業性)」を重視したサステナブルな経営を目指す中、同システムの導入が検討されたという。

 都心の賃貸オフィスビルでは、これまで非化石証書による脱炭素が一般的で、テナント専有部における「追加性を有する生グリーン電力」を活用した、日本の再エネ電源増加に直接寄与する価値の高い脱炭素は難しいとされていた。だが、住友不動産と東京電力エナジーパートナーは同グループの強い意向を受け、同システムの導入手法を企画・開発。これにより、実質的に100%グリーン電力化することを決めたそうだ。

 同グループはかねてよりCSR・SDGs活動を推進。今回の取組みで、SDGsの目標「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「気候変動に具体的な対策を」「パートナーシップで目標を達成しよう」の3項目に貢献するとしている。

 地球温暖化の原因であるCO2排出量ゼロを目指す脱炭素社会は、世界が掲げる大きな目標のひとつで、昨今はメディアでも多く取り上げられている。パチンコ・パチスロファンとしても、同グループのこういった取組みは知っておくべきであろう。

 なお、生グリーン電力とは発電時と消費時を30分単位で一致させ、発電所から一般送電網経由で直接送電されたとみなされるグリーン電力のこと。追加性とは太陽光発電所の新設など、新たな再エネ電源開発によって日本の再エネ発電総量増加に直接寄与するグリーン電力のことで、近年、価値が高い再エネ電気の要件として、欧米環境先進企業のグリーン電力採用基準に活用されているそうだ。

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