2022年は「規制緩和」の年!? 業界ジャーナリストがパチンコ・パチスロ「規制のシーソー関係」について言及
6号機へ移行し、客離れが目立つパチスロ。一方、パチンコは昨年を見てもサンセイR&Dの『P牙狼月虹ノ旅人』やSANKYOの『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン』などの超速マシンが登場し、出玉競争が激化している。
衰退を感じさせるパチスロに対して、盛り上がりを見せるパチンコ。何故、同じ遊技機ながらもここまで状況が異なるのか。
YouTubeチャンネル「NEWS777」内の動画「パチンコとパチスロ、規制のシーソー関係は本当にある?」にて、ぱちんこ業界専門のジャーナリストであり、業界紙「シークエンス」の発行人兼編集長のPOKKA吉田が、その理由について詳しく語った。
NEW777はPOKKA氏、人気ライターの河原みのりらが出演するトーク情報番組で、ここでPOKKA氏は技術上の規格に違いがあると指摘。パチンコはあまり性能が制限されていない反面、パチスロは規制が厳しいのだという。
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現在における遊技機の区分は「ぱちんこ遊技機」「回胴式遊技機」「アレンジボール遊技機」「雀球遊技機」の4種類。建前上、これらはみんな「同じレベルにしている」とのことで、射幸性を抑えることを目的として行われた2017年の規則改正時に、ざっくりと「4時間5万円」という規則を定めたことが問題だそうだ。
本来、パチンコとパチスロは出玉規制が全く異なり、パチスロの出玉上限は機械割120%。一方のパチンコは200%で、その上下のレベルが違う点には「再遊技がある」「1分間に400円を超える投入額がある」などの理由があるそうだが、それを無視して出玉率だけ削ってしまったことでパチスロの出玉性能が低下したという。
また、2018年よりシフトチェンジしたP機は大当りが16Rから10Rに抑えられた代わりに「継続率の上限が撤廃された」点も出玉率向上の理由と説明している。
ただ、巷で噂される「パチンコが緩和されると、パチスロが締められる」「やりすぎてパチンコが締められると、パチスロが緩和される」といった件に関しては「業界人は昔からよく言う」としつつも、「シーソーのように見えるのはたまたま」と断言した。
2022年はパチンコ・パチスロも規制の緩和がかなり進む年になるとはPOKKA氏。これをきっかけに、間違った認識が改善される年になるだろうとまとめた。
意外と知らないパチンコ・パチスロ事情。興味のある方は是非ともチェックしていただきたい。
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