キングオブコント王者が「パチンコ論」を熱弁!! ネット番組「パチフェッショナル」が大反響
2006年より放送が開始された、NHK総合テレビの情報・ドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」。文字通り、仕事に情熱を傾けるプロフェッショナルを紹介する番組には多くの視聴者が感銘を受けたが、2022年春の番組改編で月1の特番に変更された。
これを受け、インターネットテレビ局・ABEMAの人気番組「チャンスの時間」では、勝手に「新しいパッケージ」を提案。そのリニューアル案は「パチフェッショナル 仕事の遊戯」といったもので、タイトルからも分かる通り、パチンコに魂を燃やすプロフェッショナルを紹介した。
「キング オブ パチンコ」。そんな仰々しい名で登場したのは、お笑いコンビ・シソンヌのじろう氏。かつてコントで頂を獲った男は、コントのネタや脚本、各種連載に追われる日々の中で、「締め切りがある時にやるパチンコが本当に最高」と語った。
■人気芸人が明かす独自のパチンコ論とは
どうしても打てない状況時は、「まだ打ってない台のリーチ演出を調べる」など研究熱心。初めてのバイトも「パチンコ屋」だったそうで、昼間にパチンコ屋でバイトした後、「みんなでパチンコに行く」といった生活を繰り返していたそうだ。
そんなじろう氏はホールへの入店前、倒れていた自転車を元に戻す、落ちていたゴミを拾う…といった行為で「徳を積む」のがルーティン。こうすることで、1回の大当りに繋がるのだという。
入店後、じろう氏がチョイスした台はSANKYOの『Pフィーバーマクロスフロンティア4』。じろう氏はサンドへ「絶対に1万円札を入れる」のが決まりだそうで、「最高金額を入れることで台と向き合う」「礼儀をつくしている」のだそうだ。
勝負開始から30分。何も動きが中、先に動いたのはじろう氏だった。おもむろに上皿へ左手を乗せると、パチンコ玉に触れる。その理由は「玉の温度の確認」だそうで、「温度とかも結構、気にする」じろう氏は「出てくる台が熱い台はあまり良くない」「台が“かかってる”」「前に打ってた人の“業”が乗り移ってる」とし、「連チャンしてる時は、玉は冷え冷え」と独自の見解を述べた。
「玉が熱い台は信用しない」。台移動したじろう氏が次に選んだのは、ニューギンの『Pベルセルク無双』。こちらも玉は熱かったものの、モチーフである原作は主人公「ガッツ」が戦うストーリーなだけに、「これがガッツの熱さだとしたら、台的にはいい」と判断し、続行を決めた。
ハンドルを握りながらじろう氏は、「芸人になる前の24歳くらい」に経験したパチンコでの悲しきエピソードを披露。そのタイミングで大当りするとじろう氏は「台と通じ合えた」とし、パチンコは「ただの機械じゃなくて、心を持った生き物」と熱弁した。
退店の際に一礼をしたじろう氏は、結果、1万1,500円のマイナス。ただ、じろう氏は「それ以上のものを得られた」とし、再び用意したビニール袋でゴミを拾いながら帰路に就いた。
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