甘デジでも感動を与えた偉人…伝説の集団がパチンコ店でも大暴れ!?
パチスロ「5000枚」も達成の大人気マシンで思い出す名機!?
『パチスロドリフターズ』(サミー)がホールでじわじわと人気を伸ばしている。終日5,000枚オーバーの大量出玉も確認されるなど、注目度は確実に高まっている印象だが…。
原作ファンである私の知り合いは、本機のリリースが発表された際に「大きな不安がある」と言っていた。それは「伝説のコメディ集団ザ・ドリフターズと間違えられる」という事であった。
実際、私も初めて原作の名前を聞いた時、「え?(お笑いの)ドリフの?」と思ってしまった。ザ・ドリフターズが偉大すぎるので、仕方がないことかもしれないが…。
「ザ・ドリフターズ」といえば伝説のコメディアンとして名を馳せた志村けん氏が所属していたことが有名。そんな氏はお茶の間だけでなく、パチンコホールでも大活躍していたのである。
変なパチンコと言いたいが、実はよく出来ている名機!!
SANKYOと志村けん氏のコラボ作品として発売された『CRフィーバー変なおじさん』
この機種よりも前に『CRフィーバーしむけん』、『CRフィーバーバカ殿』、『CR志村ワールド』と発売されている。
実はこの『CRフィーバー変なおじさん』だが、私がパチンコを打ち始めた頃に発売された機種。当時甘デジスペックをよく打っていた。非常に思い入れが強い機種である。
この機種は特に演出が素晴らしく「実写の使い方が本当によく出来ているな」と感じた。“変なおじさん”が電車の椅子となりイタズラしたり、巨大なスイカから逃げたりすると思えば。“ひとみばあさん”がライオンと競争するのだ。
シュールな世界だが、これらのリーチは実写とアニメのハイブリッドで行われる。芸能人コラボ機種は多数あっても、ボーナスや激アツの演出のみ実写という事が多かったが、この機種はそうではない。
色々な所で実写が登場するので志村けん氏のキャラクターに対する”愛”を感じた。大当り中に流れる謎のダンスミュージックとバカ殿が踊る「アイーンダンス」は一度見たら忘れられない。
実はパチスロでも『変なおじさんS』(ビスティ)が発売されていたが、残念ながら私は見たこともない。稼働していた頃は、まだホールに入店できる年齢ではなかったので当然であるが、一度は打ってみたかった。
さらには志村けん氏だけではなく『CRFドリフだよ!全員集合』(SANKYO)ではザ・ドリフターズメンバーが”全員集合”しており、私たちを楽しませてくれていたのである。
(文=ロマニスタ鈴木)
<著者プロフィール>
好きなゲームキャラクターがモチーフのパチンコ『CRソニック』でホールデビュー。
その後パチスロも遊技するようになりドハマりする。好きな機種は5号機時代のSNKプレイモアが出していた機種たち。パチンコでは甘デジやライトミドルを好んで打つ。サッカーと猫をこよなく愛し、週末はJリーグの試合を平均6試合くらい見ている。
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