パチンコ「2000発ループ」の出玉感&連チャン特化の疾走感…異なるRUSHを1機種で味わえる!!

異なるRUSHを味わえる『P忍者ハットリくん~決戦!サイバーからくり城の巻~』

パチンコ業界にも大きな影響を与えた偉大なる漫画家

 藤子不二雄Aの訃報が届いた。先生の偉大な功績をいまさら言及する必要はないだろうが、パチンコ・パチスロ業界への貢献度は計り知れない。『怪物くん』『プロゴルファー猿』『笑ゥせぇるすまん』などの代表作はほとんどパチンコ化・パチスロ化され、人気を博している。

 その中でも早い段階でタイアップされた『ハットリくん』は、大きな期待とともに登場した。その実力どおりの働きでパチンコファンの心を掴むと、シリーズは第4弾まで継続。2000年初頭からP機のいまでも受け継がれる強力なコンテンツとして活躍している。

 その後継機となる『P忍者ハットリくん~決戦!サイバーからくり城の巻~』は、忍法分身の術を体現したような新機軸のゲーム性を持ったマシンとなっている。

 大当り確率が1/319.7の1種2種混合機。大当り後の時短モードでは継続率を重視した「疾走モード」と、出玉感を味わえる「懲悪モード」という特徴の異なる2つのモードをプレイヤーが選択できるようになっているのである。

「疾走モード」は継続率76%で大当り時は約1000発の出玉を獲得できる。一方の「懲悪モード」はバトルに勝利すると約2000発出玉となるが、継続率は約57%とループ率は低めとなっている。

2種類の異なるRUSH…実は内部仕様が同じ!

 好きなほうを選んで2つの連チャンモードを楽しめる夢のようなゲーム性。ただ、マジックと同じでタネを明かせばそんなものかとがっかりされてしまうかもしれないが、実はこの2つ、大当りの見せ方を変えているだけである。

 本機の連チャンシステムは、1回or99回の振り分けが存在する時短で、前者なら時短1回+保留4個の抽選が発生し、後者なら次回大当りが濃厚となる。また、右打ち中は時短で大当りすれば時短1回が、保留での当選であれば99回が選択されるようになっている。

 どちらのモードも内部では同じ動きとなっているが、「疾風モード」では同じ演出で進行し、従来のような連チャン模様が繰り広げられるのに対し、「懲悪モード」では演出に工夫が凝らされている。

 まず、1回の時短で大当りした場合は、「限界突破」演出として即当りを発生させ、前の大当りから継続されているようにしている。そして、保留での大当りの際は次回ループ濃厚なので2回ワンセットをひとつの当りとパッケージ。こうすることで「当れば2000発」を演出しているのである。

 ちなみに、『中忍ver.』という兄弟機も存在。大当り確率は約1/199.2のライトミドルスペックで、「疾風モード」は継続率約82%の出玉約550発、「懲悪モード」は約1100発出玉で約64%ループとなっている。もちろん、仕組みはミドルタイプと同様になる。

(文=大森町男)
<著者プロフィール>
 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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