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新台『ミリオンゴッド最新作』や「一撃3800発搭載マシン」などの登場で再注目… 時代の波に吞み込まれてしまったアノ役物マシンを振り返る

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役物機・アナログ機に復活の兆し

 特定の箇所に玉が1発入賞するだけで4000個以上の出玉が望めた「かつての一発台」は遠い昔に禁止となり、さらにハネモノや権利物、一般電役と呼ばれる遊技機も廃れ、デジパチが主流となって久しい。

 しかし、最近の『Pうまい棒4500~10500』(アムテックス製)や『Pyes!高須クリニック~超整形BLACK~』(豊丸産業)の好調ぶりは、いわゆる役物機・アナログ機の熱烈なファンである私にとっては嬉しい限りです。 

 導入を控えている『Pミリオンゴッド‐一撃‐』(ミズホ製)や『PF蒼穹のファフナー3 EXODUS 超蒼穹3800ver.』(SANKYO)も種別としては役物機となるようで期待は膨らむばかりですが、先日の当サイト記事に業界ジャーナリスト・POKKA吉田さんの「役物機への見解」が掲載されており、私としても役物機・アナログ機の復権を願うばかりです。

 とはいえ、一発台が禁止となって以降のアナログ機の多くは、デジタルと役物の融合といった形で純粋な役物だけの遊技機は非常に少なかったのですが、2014年に意外なメーカーから意外な1台がリリースされました。

往年のファン注目のマシンが登場!

 それが藤商事の『アレトロン』(2014年)。デジタルなどは全くなく、チャッカー入賞でベロと呼ばれるアタッカーのような役物が2回開き、玉がベロに拾われると回転体へと導かれV入賞で大当りとなるゲーム性で、大当り出玉は特賞2セット消化で約2800個獲得できます。

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 往年のファンからの注目度は高かった本機ですが、如何せん設置店が非常に少なかった印象ですね。近所のホールにも設置がなく、現役時代にお目にかかったことはありませんでした。まあ、純粋な役物機は長い間ほとんどリリースされていませんでしたから、仕方がなかったのかもしれません。

 しかし、本機の登場以降、少しずつ役物機が出始めてきたんです。それが大一商会の『天下一閃4500』(2016年)やマルホン『天龍∞7000VS』(2018年)などですね。

 負けた後の“一発逆転狙い”で最後に1000円か2000円くらい打つんですが、たま~にでも当ると非常に大きいです。なんせ7000発ですからね。もちろん簡単には当りませんが……。

 ちなみに、アレトロンには前身となる機種があり、それが昭和の一発台ファンを熱狂させた『メガトロン』というマシン。本機は、作りが特殊で非常に興味深いパチンコ機だったのですが、その話はまたの機会ということで。

 常にゴトと隣り合わせということもあり、なかなか大ブレイクまでは至らないアナログ機ですが、それなりにヒットする機械が続くようであれば、また状況も変わってくるかも知れません。今後も暖かい目で見守っていきたいと思います。

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
 業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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