パチンコ史上最強の「激辛マシン」!? 支持するユーザーは存在したが…

優秀なスペックが大人気のパチンコ分野

　パチンコの台選びで基準にする要素。これは人によって様々だと思いますが「スペックの良し悪し」を重要視しているプレイヤーは多いのではないでしょうか。

　もちろん演出が面白いに越したことはありませんが、それだけではダメ…この世界は勝ってなんぼですから、良スペックを打ってその可能性を見出すのが得策とも言えます。

　ホールでは『新世紀エヴァンゲリオン〜未来への咆哮〜』が大人気機種として稼働中。私も好きで空き台さえあれば進んで打っていますが、本機はスペックが超優秀です。

　RUSH突入率「約70％」と間口が広いうえに、ここを越えれば「ALL1500発×約81％継続」という現行機トップクラスの火力で打ち手をお出迎えする激アツ仕様。ヒキ弱の私ですら「これは戦える！」と一目で分かりましたから、ヒットして然るべきマシンと言えるでしょう。

中には「無理ゲー」と感じてしまうマシンも存在…

「高性能スペックこそ大正義」ということが、如実に表れているように思えますが…数多く生まれてきたパチンコ台の中には、「これどうやったら勝てるんだ？」と疑問を抱いてしまう機種も残念ながら存在します。

　その中で最も「無理ゲー」と感じたマシンは『CR BRAVE10 SXA』ですね。

　大当り確率1/390の旧MAXタイプ。確変突入率はヘソ・電チュー共に60％と控えめな数値となっています。しかも本機は、確変状態が101回転で終了してしまうST仕様なのです。

　つまりせっかく勝ち取った確変も、運が悪ければ大当りできずにスルーする可能性があるということ。震え上がるようなゲーム性ですが、本機の特徴はこれだけではありません。

　私が更なる絶望を抱いた無理ゲーポイント。それはヘソ大当り時の振り分けです。なんと本機には、潜伏確変＆突然確変という出玉なし大当りが存在。出玉ありを引いたとしても61.6％が4Rなので、初手からまとまった出玉には期待できないのです。

　肝心の電チュー大当り振り分けは、「4Ror16R」がそれぞれ50％。後者であれば約2200発を獲得できます。ST連チャン率は約84％なので、旧MAXタイプに相応しい出玉を得られる可能性もあったのでした。

　ちなみに、怖いもの見たさで本機のボーダーラインを調べてみたところ「1000円あたり35回転前後」という驚くべき数値を算出していたサイトも存在。ネット上には「パチンコ史上最強の激辛マシン」といった意見もありました。

　しかしながら右半分2200発といった要素は魅力。私自身は好きでよく打っていました。良い成績は残せませんでしたが…。好評を得られなかったものの、思い出深いマシンです。

（文=HIRA.777）
<著者プロフィール>
　飲食店やホテルマン、営業など幅広い職種にチャレンジ。どれも長続きせずにいたが、趣味であったパチンコ関連業界へ就職し現在に至る。今では自身の体験談や、業界関係者から入手した情報などを元に記事を作成中。パチスロ4号機にハマっていたいわゆる「北斗世代」で、長きに亘り活躍するシリーズの動向に注目している。主に検定通過情報や、動画レビュー記事を担当。動画は大量出玉を実現した内容を好んで紹介している。

【注目記事】
■パチンコ「怒涛の天国ループ」実現の爆裂名機を彷彿!?「最大7500発」獲得可能な覇拳SPECが登場!!
■パチンコ「約96％RUSH・9万発達成」など激アツ情報が続々…ライトミドル分野に新たな動きが!?
■パチンコ新台「ライトミドルで一撃10500発」の強烈スぺック、「高突入・高火力」で話題の人気タイアップ機などがデビュー！