甘デジ級ながら「2400発フラグ」搭載! 無敵スペックなら万発は余裕!?
万撃チャレンジ 第14回
甘デジを打って5回の初当りで出玉1万発の獲得を目指すこの「甘デジ万撃チャレンジ」。11回目にして初のチャレンジ成功を収めた際は、『Pフィーバーアイドルマスター ミリオンライブ! Light ver.』が一撃で1万発オーバーとなった。
その後、今度は複数の機種を打ってのトータル1万発というパターンを目指したが、どうにもうまくいかないということで、やはり先の成功例にならい1機種に限定して打ち切ったほうが良いのではとの考えに至り、これからはしばらく1台心中大作戦でいこうと決めたのである。
P機のポテンシャルをもってすればそう難しいミッションではないと思うが、これまでの経験から考えても簡単にクリアできるようなことはないだろう。そして、何にも増して機種選びが重要になること請け合いである。
一口に甘デジといってもさまざまなタイプがあり、どれが万撃チャレンジに向いているのか、達成する可能性が高いのか、吟味しなくてはいけない。
前述の成功例となる『アイマスミリオンライブ』は特殊すぎるスペック・ゲーム性なのであまり参考にならないが、いまならやはり90%を超えるような連チャン性を誇る継続率特化型が機種選定候補の筆頭に挙がるだろう。
「ALL10R×高ループ」のライト機種をチョイス
ただ、そんな連チャン機よりも試してみたい甘デジ確率帯のマシンがあった。『ぱちんこウルトラマンタロウ2超決戦LIGHTver.』である。
継続率が80%で右打ち中はALL10ラウンド、出玉とループ率のバランスが取れたこのマシンに可能性を感じたのである。ミドル機でいえば『ガンダムUC』や『新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~』的なスペックといえよう。
80%ループは想像以上に爆発してくれることも多く、跳ねた場合はALL10ラウンドが非常に効いてくる。さらに、『タロウ2超決戦LIGHT』には3発確定Vストック(約2400発)という爆烈トリガーも用意されているので、万撃チャレンジには「もってこい」と見たわけである。
このように見立ては完璧だったのだが、ひとつだけ落とし穴があった。3ラウンド時短なしの「スーパータイラントバトルボーナス」である。これを引いたらノーチャンス。RUSH突破のスタートラインにも立てないのである。
この大当りを5回の試技で2回も引いてしまった。まず初当り。189回転といきなりのハマリから通常モード直帰。これで出鼻を挫かれた感が心にすっーと広がっていってしまった。次の初当りでは「タロウボーナス」から「ウルトラバトルチャンス」にいけたものの約50%の壁を突破できず。
3回目の初当りにしてようやく「ウルトラバトルモード」突入を果たし、2400発フラグを含む6連チャン5000発オーバーを達成し反撃の狼煙をぶちあげるも、続く4回目の初当りもRUSH突入して「いける!」と思えばまさかのノーヒットスルーで終了。
さらに、最後の5回目で最悪の「スーパータイラントバトルボーナス」。何もできずに終わってしまったのである。ここで出る? 3ラウンド時短なしの割合は22.5%。1/4以下である。にもかかわらず2/5で引き当てる町男。今回の敗因はこれに尽きるか……。